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みんなが笑顔で暮らせる街に 日本共産党札幌市議会議員 吉岡弘子

エッセイ「お元気ですか」

オリパラ住民投票条例案否決

第2回定例市議会が閉会しました。

ちょうど3週間、濃厚な市議会でした。

共産党と市民ネットが提出した「議案第32号-2030北海道・札幌オリンピック・パラリンピック冬季競技大会招致に関する住民投票条例案」が、市民もマスコミも注目する中で審議されました。

条例案に反対した自民・民主・公明の会派は、委員会の審議のなかで、青少年育成、経済効果、街の魅力アップなどをあげていましたが、その中に「冬季の豊かな生活を運営する国際都市としてさらに飛躍していく絶好の機会」という議事録を見たとき、私は、ある町内会長さんが憤っておっしゃっていたことを思い出しました。

「大雪が降ったからといって、『想定外』という言葉は言っちゃいかんのだよ! あんたわかるかい? 『想定外』というのは札幌市は言っちゃいかんのだよ!」と言われました。

札幌市のアンケートにもあったように、「ほかに税金を使うところがある」というのが大方の市民の感覚ではないでしょうか。

オリパラ招致に対する市民の懸念に対して、「真摯に耳を傾けて、理解促進や課題解決に向けて市民と取り組み」という他会派の表明もありましたが、説得するのではなくて、住民投票で市民の意思を問うべきだと思います。

明日は、共産党の来年4月の市議選候補の発表、「市政の主役は市民」であることを選挙戦で示したいものです。

(6月6日 記)

「清田区新聞」22年6月12日付より

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