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みんなが笑顔で暮らせる街に 日本共産党札幌市議会議員 吉岡弘子

〔ニュースと活動報告〕

2区補選 共闘勝利へ松木けんこう氏が統一候補に

2区補選 共闘勝利へ松木けんこう氏が統一候補に

「政策協定」に調印平岡さんは出馬取り下げ

4月13日告示、25日投開票の北海道2区補欠選挙(北区の一部と東区)を「市民と野党の共闘で勝利し、政権交代を実現しよう」と、立憲民主党、共産党、社民党と「市民の風・北海道」は28日、政策協定に調印し、立憲民主党の松木けんこう前衆議院議員を統一候補としてたたかうことを決定。共産党の平岡だいすけ前札幌市議は立候補を取り下げました。

立憲民主党道連、日本共産党道委員会、社民党道連、市民団体「市民の風・北海道」は、3項目の政策協定書に調印(政策協定参照)。

立憲民主党の逢坂誠二代表は「菅政権にピリオドを打つ」と強調。共産党道委の青山慶二委員長は「党の総力を挙げ、市民と野党の共闘で新しい政権をつくる」と訴えました。

統一候補に決まった松木氏は「大役を担わせていただいた。平岡さんの分まで全力を尽くし絶対に勝つ」と決意表明。平岡さんも「松木さんの勝利と多くの市民に投票へ行ってもらうことの2つに取り組む」とエールを送りました。

市民の風の上田文雄共同代表は、北海道での5年間の共闘を振り返りつつ「菅政権のもとで官僚機構もズタズタにされた。政権交代しかない」と述べ、川原茂雄共同代表も「政権交代へ大きな弾みとなる結果を出そう」と強調しました。

畠山和也前衆議院議員も調印式に駆けつけました。畠山さんは現職の時から松木さんとも縁があり、「農林水産委員会では隣同士で政府を追及しました。ともに落選した後も街頭宣伝で出会うこともあった。この先に菅政権を倒す道がある。胸を張って自分の選挙のように頑張りたい」と決意を新たにしていました。

2区補欠選挙の構図が固まりましたが、小選挙区3区(清田区・豊平区・白石区)は、共産党の伊藤りち子候補が比例重複候補として、清田区の後援会や集いに参加し、旺盛に活動に取り組んでいます。


札幌地裁は「不当判決」(新・人間裁判)

生活保護費引き下げ「違憲認めず」

国が2013年から始めた生活保護費の引き下げは生存権を保障した憲法25条に違反するとして、北海道の生活保護利用者153人(うち原告20人死亡)が国を相手取った「新・人間裁判」の判決が29日、札幌地裁で言い渡され、武部知子裁判長は、請求を全て棄却する不当判決を出しました。

武部裁判長は「生活扶助基準の改定で、厚生労働相に裁量権の逸脱があったとは言えない」と断じ、原告らが「社会的、文化的面から見ても、最低限度の水準を下回っていると認められない」として、切り下げに苦しむ利用者に背を向ける判決です。

後藤原告団長は「ここからです。私は高裁、最高裁まで死ぬまでたたかい抜きます」と強調しました。

国が3回にわたって平均6・5%、最大10%の引き下げを強行し、全国29の地裁で1000人を超える原告が訴えている集団訴訟です。

北海道は愛知、大阪に続く3例目で、3月22日に「処分は違法」と画期的な判決を下した大阪地裁とは判断が分かれました。

札幌の原告・弁護団は、判決は道や札幌市などの被告の主張を丸のみし、原告の厳しい生活実態に真摯に向き合っていないと批判しています。

日本共産党の畠山和也前衆議院議員も札幌地裁に駆けつけ、ともにたたかうと決意を交わしました。


共産党市議団が20年ぶり「組み替え動議」提出

日本共産党札幌市議団は定例市議会最終日の30日、大型開発や市民の合意がない事業の歳出を削減する2021年度予算案の組み替え動議を提出しました。10人になった市議団として20年ぶりの組み替え動議の提出。共産党以外の反対で否決されましたが、大きな一歩を刻みました。

組み替え動議は、国土強じん化の名の下の大型開発や個人情報管理のマイナンバー推進をやめ、コロナ危機を打開する「コロナ集中対策」や市民の暮らしと営業を守る予算に振り分けるよう求めました。

提案説明に立った小形香織市議(中央区)は、都心アクセス道路を巡る都市計画審議会で、7人が「反対」「保留」したにもかかわらず、10日の国の審議会で「妥当」と判断されたと指摘。「このまま建設が決定されれば、総事業費は1200億円以上にも及び、将来に大きなツケを回すことになる」と批判しました。

また、PCR検査を強化し、現在実施中の検査対象者を含め、療養型医療機関以外、入所型介護施設以外の医療・介護施設職員への検査の月2回以上の実施も求めました。


「政党を選ぶ比例は共産党」で政権代えよう

吉岡市議が早朝の街頭から訴え

清田区の共産党と後援会の定例宣伝が3月28日、美しが丘の幹線道路沿いでおこなわれ、11人が参加しました。

吉岡ひろ子市議は「全国で新規感染者の再拡大が広がっている。国や札幌市のコロナ関連予算は、とても十分とは言えない。札幌市のPCR検査もデイ・サービスなどに行き届いていない。新幹線や駅前再開発ではなく、コロナに回せと言いたい」と力を込めました。

吉岡市議は「菅政権が発足して半年、今までで最もひどい政権。政治と金の問題も次々と明るみに出ている。北海道2区の補選では野党統一候補で勝利しよう。秋までには必ず総選挙がある。政治の役割である『公助』を投げ捨て、国民に自己責任を強いる菅政権を必ず倒して政権交代を実現しよう。政党を選ぶ比例代表では共産党と書いて、躍進させてください」と訴えました。

「清田区新聞」21年4月4日付より

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