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みんなが笑顔で暮らせる街に 日本共産党札幌市議会議員 吉岡弘子

〔ニュースと活動報告〕

「官民連携まちづくり」パブ・コメ公表

「官民連携まちづくり」パブ・コメ公表

区民要望のトップ3
・地下鉄延伸 ・バス路線整備 ・区民センター移転

札幌市とイオン北海道が連携して平岡3条5丁目周辺に広場やホールを整備して、区役所周辺との連携を図ろうという「清田まちづくり案」に対するパブリックコメントの概要がまとまりました。

20代以上の区民から54人、198件の意見が寄せられ、4人に3人が60歳以上で、高齢者の関心の高さが目立ちました。

イオン北海道との連携については、ホールの整備を望む声があるものの、分区から20年経った今も、区役所を中心とした「中心核」の整備が進んでいない現状の中で、唐突感は否めないとの指摘も複数出ました。

高齢化が進む清田区で、まちづくりへの区民の要望のトップは、「地下鉄の清田延伸」。清田、平岡などを経由して、新札幌やひばりヶ丘など、東西線の駅への乗り入れを望む声が多く寄せられました。

札幌市では「30年の冬季五輪招致に合わせて、福住駅から清田までの延伸を検討したい」としていますが、事業の採算性や人口動向などで、慎重な姿勢は変えていません。

この他、バス路線の再整備、コミュニティバスや循環バスの導入を求める意見や交通の便が悪い清田区民センターの早期移転を求める声も多く寄せられました。

アオサギの繁殖地でもある樹林地については、散策路や遊具の整備を求める声が寄せられた一方、いまのままで残してほしいとの声も出ました。イオン北海道は「希少種を含めた保護すべき動植物の生息域については現状のまま保全したうえ、不必要な樹木の伐採はしない」との意向を示しています。

3月からは区役所ロビーのレイアウト変更が始まりますが、住民参加型のまちづくりができるかが課題です。


池田市議が代表質問で市長を追及

2月17日からスタートした第一回定例市議会で、池田由美市議(豊平区)が25日の代表質問に立ち、コロナ感染拡大防止の中での緊急課題で秋元克広市長の政治姿勢をただしました。

池田議員はコロナ禍で医療機関や事業者が困難を極めているいま、市民の暮らしが成り立つ予算にしなければならないとして「大型開発や冬季五輪の基金を見直し、低所得者層や中小零細事業者を支える支援を最重点に位置づけるべきだ」と市長に迫りました。

秋元市長は「将来を見据えた投資として積極的に予算計上し、喫緊の課題とバランスをとりながらすすめていくことが大切」と述べ、アクセス道路などの大型開発推進の姿勢は変えませんでした。

医療崩壊に直面している医療・介護問題に言及した池田市議は「医療機関などへの減収補てん、市が乗り出すPCR検査の対象者を限定せず、通所利用者を追加し、定期的な検査回数を増やし、社会的検査を拡大する必要がある」と市側の見解を求めました。

町田隆敏副市長は「国に診療報酬の改定や補助制度の拡充を要望し、市としても対応してきた。さまざまな方法で医療従事者へ支援を行うことが重要。療養型の施設の職員を重点的に検査する」として、通所型のPCR検査は拒否しました。


「市民の風・北海道」が総会ひらく

市民と野党の共闘で「一票一揆」を!

「北海道2区補欠選挙と総選挙で、市民と野党の共闘で政治を変えるうねりをつくり出そう」と、市民の風・北海道が2月21日、札幌市で総会を開催しました。

あいさつした山口たか共同代表は「総選挙の前哨戦となる2区補選で勝利しよう。一票一揆を起こすため、市民と野党が手を携えてご一緒に頑張りましょう」と呼びかけました。総会では①市民と野党の共闘づくりと統一候補の議席獲得②「市民による政治参加」と「市民が望む政治の実現」を目的に活動③衆院選で現議席に上乗せすることをめざし、選挙区・比例区でどのような共闘や取組みが可能か考えるーを盛り込んだ活動方針を決めました。

来賓あいさつした共産党道委員会の青山慶二委員長は「コロナ危機で国民は政治と命をつなぎあわせ、今の政治でいいのかと真剣に模索している。市民と野党が向いている方向は一致している。共闘の流れを大きく発展させるよう全力を挙げたい」と強調しました。

立憲民主党の梶谷大志幹事長も「共闘がしぼむことのないように連携、共同して統一候補を実現し、政権交代の第一歩をつくりあげていきたい」と訴えました。


「共産党の風」粘り強く駆ける

4月25日投票の衆院2区補欠選挙、10月までに必ずある総選挙に向けて、党と後援会の定例宣伝が共産党の風を吹かせています。

菅首相の長男の接待問題やコロナ対策の迷走、オリンピックを巡る女性蔑視発言での擁護、軍事優先・人命軽視の菅政権を厳しく批判しています。

ハンドマイク宣伝やスタンディング宣伝なども活発に行われており、「市民と野党の共闘で政権交代」の訴えが区内を駆け巡っています。


日本共産党元衆院議員児玉健次さん死去

児玉健次さん 日本共産党元衆議院議員の児玉健次(こだま・けんじ)さんが24日、死去しました。87歳。葬儀は近親者のみで行いました。連絡先は北海道委員会。

33年生まれ。56年広島大学時に入党。59年北見柏陽高校教諭、道高教組書記長などを歴任。77年参院選北海道選挙区に党公認で立候補。党道常任委員、副委員長などを務める。82年第16回党大会で中央委員。86年衆議院議員に初当選し、4期務めました。社会労働委員、文部科学委員などを担当し、党国会対策委員長代理を務め、「えひめ丸」事故やイラク派兵反対の論戦などで奮闘。04年の第23回党大会で名誉役員。誠実な人柄が党派を超えて愛されました。

「清田区新聞」21年3月7日付より

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