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みんなが笑顔で暮らせる街に 日本共産党札幌市議会議員 吉岡弘子

エッセイ「お元気ですか」

実は『老後はサスペンス』

前回の「お元気ですか」のタイトルに、「老後はパラダイス」と書いたのは、実は『老後はサスペンス』という本の題名を、間違ったのです。

ごめんなさい! 間違ってはならないと思って、ネットで検索して確かめたのに、こうですからね。

私自体が、「老後はサスペンス」の領域に踏み込んでいるのかも……。

ちなみに「サスペンス」というのは、「文学・映画などで物語り中の危機が読者・観客をはらはらさせる、その感情」とのこと。

なぜ、私が「パラダイス」にしたのかは謎ですが、心の底にある願望かもしれません。

せっかくですので、本の中味に少し触れたいと思います。著者の山下明美さんが介護の仕事で出会った人達が、人生の夕暮れで繰り広げる日常のドラマが描かれています。

見るからに幸せそうな方もいれば、孤独な人生や、悔いいっぱいの人生、辛抱の人生いろいろです。

でも、孤独な最期に見えた登場者も、決して孤独ではない。温かいまなざしで見守る介護者がいたのだということに気づかされました。

さて、市議会も今日から3日間は代表質問。明日は共産党村上団長の出番です。

10月1日はいっせいに常任委員会が開かれます。

ただいま質問準備真っ最中の毎日です。

(9月27日 記)

「清田区新聞」21年10月3日付より

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