ページタイトル「清流だより」日本共産党吉岡弘子のホームページ
みんなが笑顔で暮らせる街に 日本共産党札幌市議会議員 吉岡弘子

エッセイ「お元気ですか」

老後はパラダイス

ストレッチなどをしながら報道番組をよく見るのですが、最近はあまり見ていません。

その訳は「総裁選」です。アベ・スガ政治を支えてきた候補が誰になったところで、一体どれほど政治が変わるというのでしょうか。

「内閣は、国会の臨時会の召集を決定することができる。いづれかの議院の総議員の四分の一以上の要求があれば、内閣は、その召集を決定しなければならない」と記す憲法にのっとって、国会開催を野党四党が要求したのに、無視を続ける政府に対し、マスコミは静かなものでした。

それなのに、まるでコロナ禍での東京オリ・パラ開催やコロナ対策の無策ぶりをごまかす目くらましのような総裁選の報道番組を、腹立たしくて、見る気になれないでいます。

そんな時に読んだのが、豊平区に住む山下明美さん著作『老後はパラダイス』です。

道新のカルチャースクールで学んで初出版したそうです。

准看護師で、介護の仕事をしていた経験を活かし、デーサービスやショートスティに来られる高齢者、認知症の方々の「パラダイス」な日常を楽しくおおらかに優しく描いて、そしてちょっと胸をジンとさせられました。

17日から10月28日までの長くハードな市議会定例会が始まります。気持ちだけでも、「パラダイス」でいこう。

(9月13日 記)

「清田区新聞」21年9月19日付より

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