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みんなが笑顔で暮らせる街に 日本共産党札幌市議会議員 吉岡弘子

エッセイ「お元気ですか」

ボナキタのフードバンク

2月に続いて、2度目のフードバンクが7月4日、清田区で開かれ私も参加しました。

今回は食料品を中心に用意され、32人の学生さんや青年が足を運んでくれました。

乾麺やパックご飯、缶詰、ケチャップなど、調味料や保存食の中に、不揃いの真っ赤なトマトがひときわ目を引きました。

大きくなりすぎた定形外トマトを農民連の農家の方が提供してくださったとのことでした。

少量づつパック詰めされたお米は、イベント用に作られたもので、コロナ禍の大変さと人の温かさが直に伝わります。

主催は民主青年同盟北海道委員会が、学生や青年に食糧支援などをおこなっている「ボナキタ」。

さてその意味は、「ボ」はボランティア、「ナ」は仲間、「キタ」は北海道なんですね。

参加者からは、バイトや仕送りが減少、数百万の奨学金(借金)への不安の声など。

ボナキタの学生さんからは、ずっとリモート講義で大学では友だちは作れないという状況に胸が痛みました。

民青同盟は、アンケートに寄せられた声をもとに、札幌市にアクションを起こすとのことです。

終了後、会場横の公園で語らいでいるボナキタのみなさんの姿に、元気と希望を一緒にもらった気がしました。

(7月13日 記)

「清田区新聞」21年7月18日付より

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