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みんなが笑顔で暮らせる街に 日本共産党札幌市議会議員 吉岡弘子

エッセイ「お元気ですか」

「賛成」だけれど一言

東京都議選は今回も議席増! 大いに感動しました。

開催中の市議会に10本の議案が提案されました。そのうちの1本が「一般職の任期付き(正)職員の採用」ができるよう「任期付き職員条例」を改正するもので、今日の総務委員会にかかりました。

札幌は20数年で保健所が9カ所から1カ所に激減し、職員も減らされてそんな状況でコロナ禍になりました。コロナ対応のため、多い時には1000人規模で保健所に応援に入らなければならず、職員の負担は放置できない状況となりました。

そのため、市はコロナ感染症が収束する頃まで約1年半という期限付きで、「責任ある仕事につくことができる一般職員を20人採用します。「任期付き」という条件以外は、給与体系や休暇、手当、退職金などは「正職員並み」です。

職員が足りないことは重々分かりますが、期限のない正職員を増やしてほしいなあと思います。

せっかく責任ある業務についても、1年半先は「失職」では人生設計もままなりません。そういうことを繰り返す働かせ方は改めるべきだと思っています。

自治体が率先して、働く人が先の見通しがたつ社会にしなければ……という思いはありますが、今職員を増やすことは必要なので、議案には賛成しました。

(7月6日 記)

「清田区新聞」21年7月11日付より

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