ページタイトル「清流だより」日本共産党吉岡弘子のホームページ
みんなが笑顔で暮らせる街に 日本共産党札幌市議会議員 吉岡弘子

〔ニュースと活動報告〕

胆振東部地震から丸2年

胆振東部地震から丸2年

復旧進む里塚地域

紙議員、はたやまさん、吉岡市議が視察

2018年の胆振東部地震(北海道では初の震度7)から6日で丸2年。北海道全域がブラックアウトに見舞われた恐怖は、今でも記憶によみがえる。震源地から60キロ離れた札幌市清田区里塚地区も液状化現象と大量の土砂流出で、4万平方メートルで道路や宅地が陥没、100戸を超える住宅が全壊や半壊。道路がうねり、我が家が大きく傾いた惨状に涙した住民も多い。被災から2年が経つ5日、日本共産党の紙智子参議院議員、はたやま和也衆院選比例予定候補(前衆議院議員)が里塚を視察、吉岡ひろ子市議も同行しました。

里塚地区は液状化によって地盤が最高で3メートル沈下し、今も暗きょ管の敷設、道路の砂利敷き、宅地の造成、公園の整備などの復旧工事が急ピッチで進められています。全壊、半壊した戸建住宅106棟のうち23棟が解体して新築、68棟は補修することを選択。86%が住み慣れた場所に住み続けます。ただ、高齢世帯の15棟は売却して里塚を離れます。現在、市営住宅や民間アパートなどの「みなし住宅」に入居しているのは63世帯、168人で、うち53世帯が清田区の住民です(8月末)。札幌市の「り災証明に係る調査・処理件数(確定)」は、清田区で受付件数5157件、全壊87、大規模半壊126、半壊283、一部損壊4552に上っています。里塚の被害地区は、かつて三里川があった谷筋で地下水がたまりやすい地形でした。

盛田復興委会長
「里塚を忘れないで」

5日夕方、紙参議院議員とはたやま前衆議院議員は、清田区の吉岡市議と復旧作業が続く里塚地区を視察、里塚中央復興委員会の盛田久夫会長から現状をヒアリングしました。盛田会長は「来年の公園の工事が終わるまで見届けたい。地域に住んでいた人たちが早く戻ってきて、かつての賑わいを取り戻したい。他の地域の人も災害のことを忘れないでほしい。今年はコロナで行事もできなかった。震災から3年目の来年は復興の集まりをしたい」と、思いをはせ、紙議員らは「困りごとは相談して」と応じました。


税金の使い途を変えよう

清田区日本共産党後援会と吉岡ひろ札幌市議は8日朝、地下鉄南郷18丁目駅頭で定例宣伝をおこないました。

吉岡市議は秋口に正念場を迎える「都心アクセス道路」を取り上げ、「1000億円を超える大型事業の旗振り役は秋元市長。昨年の札幌市長選挙の最大の争点だった。コロナという未曾有の状況が続く「今」、本当に突き進む必要があるのか。最前線で苦闘している病院の経営は1ヶ月で億単位の赤字を出している。医療・介護・子育てなど、命と暮らしを守る方に税金の使い途を変えて欲しい」と呼びかけました。

さらに吉岡市議は少人数学級に触れ、「少人数学級は、政府も無視できなくなっている。小・中高校の教員も10万人に増やす必要がある。20人程度の学級を子どもたちに是非プレゼントしたい。未来を担う子らに税金を」と強調しました。


少人数学級を実現する「つどい」

30人以下学級は決して夢物語ではない… 少人数学級実現にむけて、いますべきことは」をテーマにした「つどい」が、21日(月・祝)午後2時から札幌エルプラザホールで開かれます。全北海道教職員後援会などの主催。

衆議院文教委員会で文科大臣から40人学級の見直し答弁を引き出した日本共産党の畑野君枝衆議院議員を迎え、はたやま和也前衆議が直撃する「はたはたトーク」。

日本共産党は6月に、学校再開に当たっての提言を発表。「子ども一人一人を大切にする手厚い教育」「子どもの実態から出発する柔軟な教育」のために、10万人の教員増と少人数学級をプレゼントしようと呼びかけました。

教員や保護者からの報告もあり、世論と運動を進める出発点です。本気で20人学級を実現するために多くの市民に声をかけ、安倍継承内閣の教育政策を抜本的に変える力にしよう。


清田区後援会総会ひらく

清田区日本共産党後援会の総会が、8月26日、清田区民センターで開かれ参議院選挙の総括や方針が討議されました。

昨年の市議選で勝利した教訓として、後援会員を広げ、後援会ニュースを通じた心通う経験などが報告されました。

吉岡ひろ子市議は「地下鉄も賑わいもない清田区の街づくりを変えるために、区民の声をすくい上げ、区役所周辺などの整備を考える。ムダな公共事業ではなく、市民のための政治に変えることも後援会の大きな役割」とあいさつしました。

日本共産党豊平・清田・南地区委員会の橋田智寬委員長からの挨拶のあと、再選された松原宏悦会長が「コロナで行事もままならないが、少しずつ前へ向かおう」と述べて閉会しました。

松原会長の他、副会長、事務局長も再選され、各後援会からの常任幹事も決まりました。

「清田区新聞」20年9月13日付より

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