ページタイトル「清流だより」日本共産党吉岡弘子のホームページ
みんなが笑顔で暮らせる街に 日本共産党札幌市議会議員 吉岡弘子

〔ニュースと活動報告〕

北海道に共産党が緊急要望

「交付金」活用で給付を

北海道に共産党が緊急要望

安倍首相の「緊急事態宣言」で鈴木直道北海道知事がさらに外出自粛を求めるなか、道民の生活と経済を守るため、日本共産党北海道委員会と党道議団は17日、道独自に交付金を活用した給付を行い、補正予算で反映するよう緊急要望しました。

党道委新型コロナウイルス対策本部の畠山和也本部長・前衆院議員、真下紀子、菊地葉子、宮川潤各道議が訪れ、土屋俊亮副知事が応対しました。

緊急要望は▽医療従事者・介護職員のマスク、ガウンなど医療材料を一刻も早く確保し提供する▽自粛要請で収入が途絶える中小企業・自営業者には、自粛要請と一体に損失補償を国に求め、協力し家賃、リース代の固定費への補助を緊急に実施する▽学校休校に伴う学びの補償に万全を期し、教育格差が発生しないよう対策をおこなう――など25項目です。

畠山前議員は「雇用調整助成金の手続き迅速化が求められています。スピーディーに検討を」と求め、土屋副知事は雇調金助成で国に「簡素化要求をしている」と答えました。

真下道議は「非正規や学生が解雇され、無収入になり、このままでは大学を辞めざるをえなくなる学生も出る。緊急に補償するよう対策を」と迫りました。

「しんぶん赤旗」4月19日付より(要旨)


居場所の確保急げ

SOSネットが市長に緊急要望

札幌市内のネットカフェを訪ねて調べた実態を踏まえ、雇用・くらし・SOSネットワーク北海道(渡辺逹生代表)などは16日、住む場所を失いかねない生活困窮者への住宅の制度強化を求めて、秋元克広札幌市長に緊急要望しました。

北海道と同市が発した「緊急共同宣言」でネットカフェなどの民間商業施設で生活する人が営業停止で行き場を失う危険性があり、同ネットが18、19両日に実施するなんでも相談会の案内を兼ねて市内の16軒を訪問したところ、すでに3軒が休業・閉店していました。

道生連の三浦誠一会長らは、▽ホテル・民間施設の借り上げ▽公営住宅・公共施設の利用で一時的な居場所の確保▽住居を失う恐れのある人への「住宅確保給付金」の適用条件拡充▽すぐに入居できる住宅の確保と手続きの短縮――など緊急8項目を要望しました。

立ったまま、まともに話を聞こうとしない市側に強く抗議したメンバー。道社保協の沢野天事務局長は、学生アルバイトの雇い止めや収入減少者への給与補填(ほてん)、家賃助成制度創設を求め、「バイトがなくなった学生や仕事を失った人たちは困っている。直ちに対応してほしい」と迫りました。

「しんぶん赤旗」4月18日付「北海道・東北のページ」より(要旨)


マスクどの子も平等に

フリースクール、朝鮮学校畠山さん訪問

鈴木直道北海道知事と秋元克広札幌市長が出した「緊急共同宣言」で再び小中高校が休校になる中、13日、日本共産党の畠山和也前衆院議員は、フリースクールや朝鮮学校にも足を運び、実際に話を聞きました。

まず、池田由美札幌市議とともにフリースクールの北海道自由が丘学園(豊平区)を訪ねました。

道内で約6000人といわれる不登校の子どもの居場所を担い、2013年に認定NPOを取得した同学園。しかし札幌市は「国の補助制度の対象になっていない」とマスク配布をしませんでした。

午前9時半登校を11時にし、下校も午後3時と短縮。2人用の机は1人使用、登校後アルコール消毒とせっけんでの手洗い、換気を徹底しています。

「自由時間を減らし授業時間を確保しています。子どもたちはスタッフと交流できないことにストレスを感じている」と吉野正敏代表理事。「休校の措置はとっていません。地下鉄やバスで通う子どもが半分くらい。やれることはすべてやっています」と語ります。

通学中の感染も心配と畠山前議員。「どの子どもも平等に支援されるべきです。命や健康の維持に行政が責任を負うよう頑張ります」と話しました。

朝鮮学校に匿名市民からマスク

畠山前議員は同日、ついで、菊地葉子道議、吉岡弘子札幌市議を伴い、清田区の北海道朝鮮初中高級学校を訪れ、朴大宇(パク・テウ)校長と懇談しました。

知事と市長の「緊急共同宣言」で、公立小中学校の休校措置に準じ、14日からの休校を決めたと朴校長。共働きの家庭が多く、「学校は学童クラブを開くことを検討している」と表明。吉岡市議の問いに「市から学童クラブへの支援はあります」と言います。

安倍首相は3月に公立私立小中学生に布製マスクを配ると発表しました。しかしインターナショナルスクールを所管する道からは「いまのところ本校の生徒に配られる連絡はない」とのべ、差別で「傷付くのは子どもたち。平等にして」と語りました。

一方、「市民の方が名前を明かさず、手作り布製マスクを3回送ってくれました」と紹介。「皆さんのご無事を祈って作りました」などの言葉が添えてありました。石屋製菓からは道内小中高校新入生と同様に朝鮮学校新入生にも菓子が届き、「感謝と安堵(あんど)の気持ち」とのべました。

どの子も健康で育ってと願う温かい心遣いが伝わりますと、畠山前議員。「国が支援しないといって、道や市も〝右ならえ〟ではいけません。すべての子どもたちを感染症から守るために頑張ります」と応じました。

「しんぶん赤旗」4月17日と21日付の「北海道・東北のページ」より(要旨)

「清田区新聞」20年4月26日付より

PAGETOP