新型コロナ「緊急宣言」
国は十分な補償を約束すべき
清田区の党後援会が宣伝を再開
清田区の日本共産党後援会は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため2月末から見合わせていた街頭活動を再開するとして、7日朝、国道36号の真栄歩道橋脇で7週間ぶりに街頭宣伝をしました。
マイクを握った吉岡弘子札幌市議は「きょう、政府の『緊急事態宣言』が出される予定です。それが納得できるものであれば感染拡大防止のため協力するのは当然ですが、国民に『自粛』を求めながら国が『補償』の責任を果たさないのでは『緊急対策』の名に値しません」と伝えられる政府の方針を批判。「自粛と補償は一体で。苦境に立つ事業者、個人を守る」「医療崩壊を防ぐ予算措置」「PCR検査の改善」「消費税は減税」などを訴えました。そして、札幌市としても国の施策に上乗せする独自の暮らしや経営への支援策をとるべきと求めました。
暮らしと業者の営業守れ
重税反対東部集会開く
新型コロナウイルス感染防止のため延期となっていた「重税反対3・13全国統一行動札幌東部集会」が7日午前、白石区の札幌東部民主商工会事務所の駐車場で開かれました。
朝からの小雨もあがり、民主商工会会員を中心に約100人が参加しました。
同商工会の工藤会長が開会あいさつし、「政府の緊急対策は補償のない自粛、給付でなく融資では不十分。コロナに負けずがんばろう」と呼びかけました。
日本共産党札幌市議団の佐藤綾(白石区)、池田由美(豊平区)、吉岡弘子(清田区)の各市議があいさつし、年金者組合、生活と健康を守る会、札幌地区労連の代表が決意表明しました。
コロナで大変ななかでも、互いに支えあい、協力しあっていこうと決意し合い、札幌南税務署などに税の申告に向かいました。
札幌交響楽団も苦境
畠山さんが実情聞き取り
日本共産党の畠山和也前衆院議員は1日、新型コロナウイルス感染による自粛のため演奏会などの中止が相次いでいる札幌交響楽団(札響)を訪れ、鳥居和比徒専務理事から聞き取りをしました。
道内唯一のプロオーケストラの札響。年間120回の公演をこなすなど精力的に演奏活動を行っています。
2月末から15本の公演が中止に。11日のコンサートから再開(その後中止に)。24、25日の定期演奏会も、医師と相談し万全の体制をとって実施します。
顧問の市川雅敏さんは「公益財団法人の縛りのため内部留保が持てず、ぎりぎりのところで運営している」と苦境を訴えました。
「春は外国の演奏家を招いての演奏会が多いが、入国制限で支障を来している」と告発。定期演奏会も指揮者とピアニストが来日できず、交代しました。
畠山さんは、自粛と補償を一体のものとして支援するイギリスなどのコロナ対策を挙げ、「外国では、楽団や演奏家に補填(ほてん)しています。日本でも文化、芸術を守り、芸術家のみなさんの生活を維持することに直ちに取り組むよう、国会と連携して全力を挙げます」と表明しました。
小形香織札幌市議が同席しました。
「しんぶん赤旗」4月2日付より(要旨)
透析患者マスクない
道腎協畠山さんに窮状訴え
新型コロナウイルス感染で重症化リスクが高いとされる腎臓病患者の悩みや要望を聞き取るため、日本共産党の畠山和也前衆院議員は6日、札幌市北区の北海道腎臓病患者連絡協議会(道腎協)を訪問し、懇談しました。
鈴木友幸事務局長(札幌腎臓病友の会会長)が応対しました。
慢性腎不全の血液透析を受けている患者は、糖尿病や心不全、慢性閉そく性肺疾患などの呼吸器疾患患者らと並び、感染した場合の重症化リスクが高い基礎疾患とされています。
「道内の透析患者約1万6000人から感染者をなんとしても出さない」と鈴木事務局長。道腎協のホームページを日々更新し、情報提供と注意喚起に努めていると言います。3月11日に道知事、翌12日には札幌市長に、入院して透析が続けられる医療機関の整備を求める要望書を提出したと紹介しました。「安倍首相の『一住所に布製マスク2枚』は評判が悪い。透析患者の間では、マスクと消毒液がいまも不足している。まずは衛生資材をゆきわたらせてほしい」と窮状を訴えました。
畠山さんは、情報更新の努力に敬意を表明。「政府は医療の確保に思い切って金を出すべきです。基礎疾患を持っている人や医療・介護・福祉施設に優先してマスクなどの資材が提供されるよう共産党として求めていきます」と応じました。
「しんぶん赤旗」4月8日付より(要旨)
平岡後援会街頭宣伝を再開
平岡地域の日本共産党後援会は見合わせていた月2回ずつのハンドマイク宣伝とスタンディングを再開することにし、5日は平岡東光ストア前で、8日朝は大谷地に向かうバス通りで宣伝をおこないました。吉岡弘子札幌市議も参加しました。