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みんなが笑顔で暮らせる街に 日本共産党札幌市議会議員 吉岡弘子

〔ニュースと活動報告〕

「紀元節」復活許さぬ 札幌で道民集会

軍国主義復活の柱

「紀元節」復活許さぬ札幌で道民集会

「建国記念の日」が戦前の「紀元節」復活につながるとして、11日、全国で「紀元節」復活に反対する集会などが取り組まれました。

札幌ではキリスト者や道高教組、北教組など幅広い団体・個人による靖国神社国営化阻止道民連絡会議(靖国共闘会議)が、第43回紀元節復活反対道民集会を開きました。

「メディアと私たち~忖度・弾圧と表現の不自由に抗(あらが)う」と題して元NHKプロデューサーで武蔵大学教授の永田浩三さんがが講演しました。「桜を見る会」の税金私物化や閣僚の不祥事など安倍政権の劣化を告発。NHKが安倍政権の旗振り役を果たし、メディアの異変が続いているとのべ、「芸術、言論は社会のカナリアであり、手を携えて小さな声、小さな表現の自由を大事にしていきたい」と訴えました。

会場一杯の400人の参加者が「紀元節復活反対」と書かれたボードを掲げてアピールし、「改憲に反対を表明し、憲法を順守」などを求めた自治体首長や議長への要請書と「学習し、行動することを決意」する集会決議を拍手で確認しました。


くらし、福祉を第一に予算議会開催へ

18日、札幌市議会の2020年第1回定例会が召集されます。主な議題は2020年度の札幌市各会計予算案などで、3月30日までの会期です。

この予算案は秋元克広市長の2期目の本格予算となり、秋元市政の性格が反映されるものとなります。また、都心アクセス道路=1000億円道路問題が本格的に論議されます。

日本共産党札幌市議団はこの定例会に向け4日、「市政懇談会」を開催。市民団体、労働団体、女性団体などから要望、意見を聞きました。その内容を受け、論戦に臨みます。

26日午後、太田秀子市議が日本共産党の代表質問にたち、秋元市長の政治姿勢や市政のあり方をただします。


安倍政権退陣の声あげよう

「区民の会」が行動

9日昼、国道36号の交差点で「9条改憲を止めよう」の声が響きました。戦争させない、絶対させない清田区民の会が毎月9日と19日に続けている「怒りの行動」です。同会に加盟する団体や個人25人が集まりました。

同会事務局の中村さんは「安倍首相は憲法擁護義務を踏みにじり『改憲は国会議員の責任』だと語り、一部議員が新型コロナウィルスを口実に『緊急事態条項』を口にするなど事態は重大。『改憲発議に反対する緊急署名』に取り組みましょう」と呼びかけました。新婦人会員の橋本さんは「安倍政権は安保法制、集団的自衛権行使容認など戦争する国づくりを進めています。私たちの願いは自然豊かで安全で平和で安心できる社会。9条守れと強く訴えます」と話しました。年金者組合清田支部の妹尾支部長は「国会では『醜い政治』が日々暴かれています。新型コロナウィルスを口実に『緊急事態』が狙われていますが、強権、独裁政治につながるもの。絶対許してはならない」と訴えました。清田区生活と健康を守る会の関口会長は「安倍改憲は『個人』を『国家』に従属させるもの」と厳しく批判しました。


教員の変形労働制検証共産党道委が集会

畑野議員が報告

昨年暮れの臨時国会で公立学校の教職員を1年単位の変形労働時間制で働かせる悪法を押し通した安倍政権を許さず、一緒に教育を良くしていこうと、日本共産党北海道委員会は8日、「変形制の問題を考える集会」を札幌市で開きました。

青山慶二委員長のあいさつに続いて畑野君枝衆院議員が報告。法案の審議にあたって野党が結束して追及、政府が「自治体判断で採用しないこともある」「残業ガイドラインが守られなければ導入不可」と認めたことを紹介。教員の大幅増員や学力テストなど業務削減、教育予算の抜本増額を求めた党の提案を語り、「希望ある教育行政へ力を合わせよう」と呼びかけました。

活動交流では、道高教組の飯塚正樹副委員長が「8時間労働制そのものを破壊する法が通ったとき、本当に悔しかった。組織の違いを超えて運動を広げたい」と表明しました。

石狩管内の公立小学校の男性教員は「今日学んだことを多くの先生たちに知らせたい」と意気込みました。

菊地葉子道議は「現場の声、実態を共有し、野党共闘を進めたい」と語りました。

この間、校長や、北教組など連合加盟の組合役員と懇談を重ねてきた畠山和也前衆院議員(衆院北海道比例予定候補)は「今後の道議会をはじめ、共同についても話題になり、前向きに取り組める一致点がつくれた」と強調しました。

この集会には吉岡弘子札幌市議も参加しました。

「清田区新聞」20年2月16日付より

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