党躍進と政治の転換を決意
清田区の党と後援会が新春のつどい
共産党を強く大きく、市民と野党の共闘で野党連合政権を――。清田区の党と後援会が呼びかけた新春のつどいが1月26日、北海道地震の被災地・里塚地域の地区センターで開かれました。
紙智子参院議員と畠山和也前衆院議員が出席。16年ぶりに議席を回復した吉岡弘子市議と道3区市民の会の山口たか代表世話人とともに会場一杯の参加者の声援を受けました。
新婦人清田支部のコーラスグループの歌声でオープニング。つどい実行委員長の松原さんが開会あいさつし、吉岡市議誕生の喜びを語り、総選挙の可能性に触れ、「畠山さんには、ぜひ〝今年の顔〟に」とのべました。
紙議員は、日本共産党の第28回党大会は、市民と野党の共闘の質が格段と深化したことが実感できた大会だったとのべ、通常国会の安倍首相の施政方針演説を批判。「『桜を見る会』やカジノ疑惑には無言を決め込み、改憲へ意欲を燃やす安倍政権を退陣に」と呼びかけました。
畠山さんは、道内経済界トップが「日本資本主義の父」と呼ばれた渋沢栄一の言葉を引用し、〝企業行動として『利益』だけでなく『公益』も追求する〟ことの重要性を語ったと紹介。貧困と格差を拡大する安倍自民党政治を転換しようと訴えました。
山口さんは、2016年の衆院道5区補選の時、共産党が候補を降ろして野党候補を一本化した英断が流れを決めた道内の共闘の発展をのべ、力を合わせることの大切さを強調しました。
大きな声援のなか登壇した吉岡市議は、昨年の初当選で議員となって9カ月。代表質問や委員会質問に積極的に臨んできたことを紹介。「勉強の連続ですが、いつも頭にあるのは地震で被災したみなさんや差別や格差で苦しんでいる人たちです」とのべ、「被災者支援復興に力を尽くし、朝鮮初中高級学校が清田区の地図に載っていないことも取り上げてきました」と紹介。地域の声を集め、3年後の再選、総選挙勝利の先頭に立っていく決意をのべ、拍手に包まれました。
【次号につづく】
吉岡市議が街頭で訴え
環境汚す行政にもの申す
清田区の日本共産党後援会と吉岡弘子札幌市議は21日朝、国道36号の真栄歩道橋脇で街頭宣伝をおこない、20日に始まった通常国会に臨む日本共産党の立場、2月18日からの札幌市の予算議会に向けた市政に対する立場について訴えました。
吉岡市議は、安倍晋三首相は所信表明演説で「『桜』のさの字も『カジノ』のカの字も語らない不誠実な態度に終始」と指摘。「国会冒頭から野党共闘で徹底的に追い詰める」とのべ、札幌市政に関しては「1000億円道路など都心偏重のムダな大型事業や環境を汚す有害残土には頬かむりで『新幹線延伸ありき』の財界本位の秋元市政をただし、福祉や地域、子ども、生活のためのインフラなど大事な税金は市民本位に使う市政へと転換させます」と決意を語りました。
「オスプレイ来るな」
千歳で声上げる
日米訓練に抗議
訓練人員が4100人と、北海道で過去最大規模となる米軍と自衛隊の日米実動訓練「ノーサンヴァイパー」。1月27日からはMV22オスプレイ2機が、飛行経路は一切隠したまま〝参戦〟する予定でした。
この日、飛来する航空自衛隊千歳基地がある千歳市では「ピースアクションinちとせ」が「日米共同訓練やめよ」「オスプレイ来るな」と抗議行動を繰り広げました。
千歳駅前に真っ白い息を吐きながら人々が続々と集まり、「NO OSPREY」のボードや「オスプレイ来るな!」の横断幕などを掲げてスタンディング。渡辺和雄共同代表(千歳市議)、平井史郎事務局長らが「事故が起きてからでは遅い。だめなものはだめと声を上げよう」とリレートークしました。
日本共産党の畠山和也前衆院議員が駆け付けました。「北海道上空を飛ぶのを道民は誰も望んでいない。憲法9条が生きる日本にするため、力を尽くします」と表明しました。
「しんぶん赤旗」20年1月28日付より
1000億円道路いらない運動強まる
昨年暮れに結成された「都心アクセス道路に反対する市民の会」が呼びかけた「10万人署名運動」が年明けとともに各団体、地域で動き始めています。
市民団体、札幌地区労連、新社会党などが目標を立て、各地で街頭での宣伝・署名が計画され始めました。
日本共産党札幌市議団も緑色の「のぼり」をつくり、街頭行動にも取り組んでいます。