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みんなが笑顔で暮らせる街に 日本共産党札幌市議会議員 吉岡弘子

エッセイ「お元気ですか」

「生活保護」の質問

14日の決算特別委の質疑を控え、この原稿に取りかかりました。12日の委員会は病院局と保健福祉局についての質疑。池田ゆみ議員の「生活保護」の質問2点を紹介します。

札幌市の保護課ケースワーカーは、国からの通達で緊急事態宣言が解除された5月31日までは自粛していました。その間どうしても必要なところにはマスクをして訪問し、他は電話対応したといいます。1人で80人以上の担当を持っているケースワーカーなど、全市で50人以上の保護課職員が保健所に支援に入っていました。コロナ禍を機会に受け持ち人数の軽減などを進める必要があると求めました。

もう1点は「保護申請においての民生委員の家庭訪問の必要性」についてです。札幌市では保護申請の際、民生委員に意見書記載を求めるため、申請者自らの訪問が必要です。申請者からは「保護課で聞かれたことをまた聞かれる」「個人のプライバシーを伝えなければ」という負担があります。

この制度を行っているのは政令市では札幌と北九州市、千葉市だけです。民生委員は一人暮らしの高齢者の巡回相談、65歳以上の高齢者の名簿の整理、児童虐待予防地域協力員への登録、子育てサロンなどの役割を担い、負担は大きく、なり手もいないことが深刻な問題、札幌市に対し、取りやめるように求めました

(10月13日記)

「清田区新聞」20年10月18日付より

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