ページタイトル「清流だより」日本共産党吉岡弘子のホームページ
みんなが笑顔で暮らせる街に 日本共産党札幌市議会議員 吉岡弘子

エッセイ「お元気ですか」

3・8国際女性デー

3月8日の国際女性デー集会も感染防止のため中止。

記念講演は映画『新聞記者』の原案となった本の著者、望月衣塑子東京新聞記者だっただけにとても残念でした。

国際女性デーは1904年、アメリカで女性達が参政権を求めてデモを行ったのが原点です。

日本の男女平等の度合いは153カ国のうち121位で先進国では最低水準。

政治進出も遅れていますが共産党市議団は10人中8人が女性。子育て中の2人の議員は、保育、児童虐待、教育の問題を自らの問題と捉え、そして涙もろくてたくましい。

私はといえば感染予防もあって仕事漬けのこの頃でしたが、女性デーの8日、久しぶりに友人たちと厚別区にある六花亭の喫茶室で豆ごはんの定食とイチゴパフェ(ミニ)とコーヒーとおしゃべり。

きょう、小腹が空いたので、六花亭で買ってきたサイロ形のクッキーを手に取ると、お菓子の包みに道東の子どもの詩が印刷されています。

「ぼくの家には妹がいる。ご飯は少しずつ食べる。アリのような口で……」で始まり、お母さんは「たくさん食べることができる。そうじきのような口で……」最後は「長生きしてね」と。

サクッとしたクッキーを吹き出しそうになり、そしてじわっと温かい気持ちが胸に広がりました。

(3月10日記)

「清田区新聞」20年3月15日付より

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