区民の会
安倍首相の憲法改悪の執念
参院選勝利で挫(くじ)こう
戦争させない絶対させない清田区民の会は9日昼、国道36号の道銀前交差点で「戦争法廃止、安倍9条改憲NO!」などを課題に「怒りの行動」に取り組み、18人が参加。4人が「リレートーク」し、「3000万統一署名」を呼びかけました。
平岡在住の中村さんは「憲法9条の先駆性は世界に誇るもの。安倍首相が憲法記念日に改憲派集会にメッセージをおくったことは改憲への執念を示すもので、『憲法遵守義務』を侵すもの」と批判。9の日行動を強め、「参院選で改憲派に打撃を」と呼びかけました。
新日本婦人の会の中川さんは、新婦人は結成以来「核戦争の危険から女性と子どもの生命を守る」「憲法改悪反対、軍国主義復活阻止」などを掲げ「永遠の平和」のため行動してきたとのべ、戦争体験者の手記を紹介し、「9条改憲は絶対反対。憲法改悪反対の署名にご協力を」と訴えました。
清田在住の柴田さんは「国民投票法」に関連し、日本民間放送連盟が「CM規制に反対」を表明したことは重大だと指摘。大企業をバックにした大政党=自民党が「改憲を金で買う」ことになると警鐘を鳴らしました。
議会準備の合間をぬって駆け付けた日本共産党の吉岡弘子札幌市議は「札幌市でも適齢者名簿を自衛隊に提供しています。海外の戦場に若者を送り出す国にしてはなりません」と訴えました。
冒頭から混乱
市議会臨時会延長へ
当初13、14日に予定されていた札幌市議会第1回臨時会は、新議長選挙をめぐる仮議長の一方的議事運営で冒頭から大混乱しました。
13日深夜になり、別の仮議長を選任しなおして議事が正常化。正副議長が選挙され、議事運営委員会や各常任委員会の委員の選任などをおこないました。次いで14日、各委員会が開催され、正副委員長の選任や議案審議などがおこなわれました。
14日午後の本会議で議案採択と、31日までの会期延長がおこなわれ、混乱の責任の明確化をはかることになりました。
市民の負託にこたえる市議会へ
市政改革、参院選勝利へ決意のべる
清田区の日本共産党後援会と吉岡弘子札幌市議は14日朝、東西線南郷18丁目駅頭で街頭宣伝。来たるべき参院選で市民と野党の共闘の力で安倍暴走政権を打ち負かそうと呼びかけました。
吉岡市議は、新しい札幌市議会の臨時議会が冒頭から混乱したことに触れ、議会のルールを守ることの重要性を指摘。市民の負託にこたえるには、民主的で開かれた議会でなくてはならないとのべ、議会と市政改革への決意をのべました。そして市議会では建設委員会に所属することになったと報告。道路や上下水道などのインフラや胆振東部地震被害の市街地復旧事業などを所管するとのべ、水道の老朽化対策、除雪パートナーシップの町内会負担ゼロ、地震被災地の復旧・復興に全力を尽くす決意を表明し、さらに、参院選で安倍暴走政治に歯止めし、「希望ある新しい政治へ」と呼びかけました。
平岡後援会の多田さんは、維新議員の領土問題での「戦争」発言を批判。「直ちに辞任を」とのべました。さらに、「アベノミクス」が破たんし、消費税増税は「日本経済と国民生活を破壊する」とのべ、「参院選で与党を追い詰めれば増税ストップは可能」と強調。日本共産党の「暮らしに希望を――三つの提案」[注]を紹介。参院選での日本共産党への支援を訴えました。
地方選で勝ち取った成果
比重増した市議団に新たな期待
4月の札幌市長選で日本共産党も参加する「明るい札幌市政をつくる会」と新社会党、自由党が共同して渡辺達生弁護士を擁立し、当選には至らずとも3割を得票したことは、大きなインパクトを与えました。論戦で強調した「都心アクセス道路」問題では市民の関心を呼び起こし、秋元克広市長候補を支持した立憲民主、国民民主の市議候補全員が道新アンケートで「賛成」ではなく「どちらでもない」と表明したことや、当選後の秋元市長が「保育士の処遇改善に札幌市独自の対応を検討する」とのべるなど、政策の見直しをはからざるを得なくなるなど、論戦でリードしたことの影響が表れています。
また、札幌市議選では日本共産党の候補は全員当選とはなりませんでしたが、20年ぶりに全区で議席を獲得して10議席へと躍進。公明党と並ぶ市議会第3会派となりました。
日本共産党札幌市議団は、第3会派としての力をいかんなく発揮し、市民の皆さんに託された願いにこたえるため全力を尽くすことにしています。
日本共産党札幌市議団
各常任委員会の所属議員
- ○総務委員会
- 池田由美
- ○財政市民委員会
- 田中啓介(副委員長)、佐藤綾
- ○文教委員会
- 村上ひとし、長屋いずみ
- ○厚生委員会
- 太田秀子(委員長)、佐々木明美
- ○建設委員会
- 吉岡弘子
- ○経済観光委員会
- 小形香織、千葉なおこ
日本共産党札幌市議団
参院選必勝へ10区キャラバン
日本共産党札幌市議団(村上ひとし団長)は、先の市議選で躍進した力を発揮して、目前の参院選で野党共闘と日本共産党必勝へ全力を挙げることにしています。そして、その一環として札幌全10区での宣伝キャラバンをおこなうことにしました。
清田区では、日曜日の26日午前11時20分から30分間、西友清田店向い(真栄1―2・聴衆は西友前で)で街頭演説をおこないます。