〔ニュースと活動報告〕

日本国憲法施行72年の３日、札幌市では大通公園で戦争をさせない北海道委員会が「安倍改憲ＮＯ！　守ろう憲法集会」を開き、750人が声をあげました。

長田秀樹北海道平和運動フォーラム代表、三上友衛道労連議長、上田文雄弁護士（元札幌市長）があいさつし、呼びかけ人の岩本一郎北星学園大教授、清末愛砂室工大準教授らがスピーチしました。

デモパレードでは「ハッピーバースデー日本国憲法」「憲法を守りぬきたい」「戦争放棄を誓ったはずだ」などのコールを中心街に響かせました。

日本共産党の紙智子参院議員、はたやま和也前衆院議員や吉岡弘子札幌市議らも参加しました。

６日に礼文島を出発した国民平和大行進北海道—東京コースは18日、札幌に到着し網の目行進。清田区コースは午前10時、西友前に集合し、ピースアクションの後、10時40分出発。国道36号をヤマダ電機前まで。昼休み後、大谷地神社下で幹線コースに合流します（途中参加もＯＫ）。

７日、清田区で初当選した日本共産党吉岡弘子札幌市議らが議会に初登庁しました。13、14日開催の2019年第１回臨時会で新しい日本共産党札幌市議団の論戦が始動します。

同市議団は20年ぶりに全区で議席を得て10議席となり、公明党と並ぶ第３会派となります。団長は村上ひとし（厚別区）、幹事長は小形香織（中央区）、政審会長は太田秀子（東区）、同副会長は池田由美（豊平区）、田中啓介（西区）の各市議が務めます。

吉岡市議は建設委員会に所属することになり、震災復興が重要案件の一つ。同委員会は臨時会中に開催され、さっそく補正予算等が論議される予定です。

１日、青空のもとで第90回メーデー北海道集会が全労連と連合結成の1989年以来、道労連としては初めて大通公園を会場に開かれ、市民と野党の共闘の時代を切り開こうと、3000人が参加しました。

三上友衛実行委員長（道労連議長）が「安倍『働かせ方改悪』は８時間労働制破壊を狙っている」と強調、「平和とくらし、地域を守るため、労働者が先頭に立ってたたかおう」と呼びかけました。

日本共産党の紙智子参院議員とはたやま和也前衆院議員が連帯あいさつ。「９条改憲を阻止し、参院選勝利で安倍政権にサヨナラしよう」と訴えました。

たたかう仲間たちのスピーチや「コスプレコンテスト」、抽選会などの催しのあと、メーデー宣言を採択し、意気高く市街中心部をメーデー行進しました。

日本共産党の紙議員、はたやま前議員や道議団、札幌市議団が沿道でメーデー参加者を激励。清田区の吉岡弘子市議も参加。笑顔でエールやハイタッチを交換していました。

昨年９月の胆振東部地震による清田区内の被災地の復旧が札幌市の大きな課題になるなか、吉岡弘子市議は４月29日、里塚霊園内の液状化・陥没による影響で大きな被害が今も続いている美しが丘５条９丁目地域の状況を調査しました。吉岡市議が同地域を調査するのは同月13日につづき２回目。

同地域を含む南美しが丘町内会（竹下勇会長）の被災者グループは、今年３月に被災状況について住民へのアンケート調査を実施、住宅の傾きや移動、沈下など、深刻な被害が出ていて、住民の不安が大きいことが明らかになりました。

この日、吉岡市議はアンケート調査を実施した被災者グループの一人、同地域に住むＳさんを訪問。Ｓさんの案内で霊園内や隣接する住宅地を見て回り、被災の実状をくわしく聞きました。Ｓさんは「家の傾きは今も少しずつ続いています。避難した家も増えています」といい、「被災者グループとして、市へ災害への対応を要望しています」と語りました。

吉岡市議は「私は市議会で建設常任委員会に所属することになりました。災害復旧問題は大きな課題です。住民の声を市政に反映させるため頑張ります」と語っています。

平岡地域で活動する日本共産党平岡後援会は４月28日、吉岡弘子市議誕生を喜ぶ「当選報告会」を開き、会員ら37人が参加しました。

吉岡市議は、交付された当選証書を手に、区民の期待を背に市政を変える抱負を語り、熱い拍手を受けました。

参加者全員が当選の喜びや市議への期待、頑張ったことのへ確信を語り合いました。