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みんなが笑顔で暮らせる街に 日本共産党札幌市議会議員 吉岡弘子

エッセイ「お元気ですか」

初市議会

13、14日の臨時議会は、異常事態と初議会の緊張感とで、長い長い2日間でした。

臨時議会では、市議会議長を決めるまで、議員の中で最年長者が「臨時議長」を務めます。

臨時議長の任務は、議長を選出することです。

慣例では議員の互選によって選出しますが、突然、臨時議長の松浦議員が「立候補を受け付けます」「私が立候補します」と宣言。

議場からは「動議です!」と何度も声が上がってもとりあげず、抗議をしても、動議を拒否し続けたため、出席の全議員が退場するという、異例の事態となりました。

休憩中も、何度説得しても「動議は受け付けない」の一点張り。

夜10時過ぎに再開した本会議では臨時議長を解任し、次に年長の新しい臨時議長のもとで議事が進められ、夜中12時少し前に1日目が閉会。

14日は午前は建設常任委員会に出席。午後の本会議では、松浦議員の「懲罰動議」が採択。懲罰委員会設置と、5月31日までの会期延長が確認されました。

議長が「動議」つまり発言を拒否し、話し合いにも応じないという事を許せば、議会のルールが根底から崩れます。

新人議員であっても、一つひとつの局面で、速やかな判断が求められる事を痛感しました。新鮮で濃密な毎日です。

(5月15日記)

「清田区新聞」19年5月19日付より

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