戦争法施行 いっせいに行動
清田区で怒りの行動
パネルやプラスターを掲げ、戦争法廃止を訴える区民の会の人たち=3月29日、西友前
戦争法が施行された3月29日、「戦争させない、絶対させない清田区民の会」は、西友前に24人が集まり、「戦争法廃止」「2000万人統一署名にご協力を」のプラスターや横断幕を掲げ、「怒りの行動」をおこないました。
吉岡ひろ子日本共産党清田区市政相談室長をはじめ参加団体の人たちが次々マイクをとり、「戦争法は米国の戦争に日本が参戦する仕組み作り。自衛隊員が海外で殺し、殺される事態に」「憲法違反の戦争法を強行した安倍自公政権を許さず、野党共闘と市民運動が手を握り、戦争法を廃止させる政府をつくろう」と訴えました。
800人がデモ行進
戦争法の施行反対を訴えてデモ行進する人たち=3月29日、大通
脚本家の倉本聰さんや作家・活動家の雨宮処凛さんらが呼びかけた「戦争をさせない北海道委員会」は、戦争法施行日の3月29日夕、大通公園で「総がかり行動」をおこない、800人を超える人たちが参加しました。
道憲法共同センターの太田美季共同代表は「統一した力で戦争法の実施を許さず、野党共闘で選挙に勝利し廃止させるため全力」と連帯あいさつ。小樽商大の結城洋一郎名誉教授は「戦争法は自衛官に殺人を命ずるもの。安倍政権によって命が軽んじられ、人々のくらしが踏みにじられた。『普通の人から幸せに』へと社会を作り直そう」と衆院5区補選の意義を訴えました。
参加者は「戦争法は今すぐ廃止」「戦争法の施行反対」とコールしながら札幌中心街をデモ行進しました。
衆院5区補選勝利へ呼びかけ
衆院北海道5区(厚別区と石狩管内)補選が4月12日告示、24日投開票と迫り、日本共産党北海道委員会は組織を挙げて取り組むとし、①5区の友人、知人への支持の呼びかけ②現地での選挙ボランティアに参加③活動を支える募金への協力を呼びかけています。
吉岡ひろ子事務所(電話888-6777)でも池田まきさんの政策や経歴などの資料を常備し、ボランティアの編成、募金の受付などをおこなっています。
区民の会「憲法カフェ」で学ぶ
プロジェクターを使いながら自民党改憲草案の危険な中身について話す小野寺弁護士と熱心に聞く参加者たち=3月26日、清田区民センター
3月26日、「戦争させない、絶対させない清田区民の会」は清田区民センターで「憲法カフェ」を開き、60人が参加しました。ケーキとお茶でくつろぎながら、「戦争への道をいま塞がなければ~自民党改憲草案の正体~」をテーマに小野寺信勝弁護士の話を聞き、学び合いました。
小野寺弁護士はクイズ形式で立憲主義について解説し、それに根本的に反する自民党改憲草案、特に緊急事態条項の危険性を指摘、「国家緊急権の恐ろしさを知り、どう行動していくか考えよう」とのべました。
政府が今も共産党を破防法の対象にしていることについて質問がされ、小野寺弁護士は「レッテルを貼って結社の活動を阻害。憲法21条の結社の自由に違反する」と答えました。
参加者から「押しつけ憲法論」「戦争法と障がい者の権利」などの質問や論点も出され、講師を交えた意見交換が続きました。
うたごえサークルが平和のうたのコーラスを披露しました。
「わたしたちは戦わない」
安保法制は廃止2300人がパレード
「NO WAR」のメッセージを掲げ安保法制廃止をアピールする人たち=3月27日、札幌駅前通
北海道弁護士会連合会(田村智幸理事長)と札幌、旭川、函館、釧路の各弁護士会は大通で「3・27パレード わたしたちは戦わない NO WAR パート4」を開き、弁護士をはじめ、主催者の呼びかけにこたた市民ら2300人以上が参加しました。
田村理事長は「戦後70年受け継いできた憲法が安倍政権により変えられようとしている。私たちの手に憲法を取り戻すため、安保法制廃止、立憲主義回復を旗印に今日のパレードを成功させよう」と呼びかけました。
札幌弁護士会の太田賢二会長は「今日のパレードのゴールはあるが、この運動は今日で終わりではない。各地で声を上げ続けよう」と訴えました。
ドラムのリズムで元気なコールを繰り返す若者ら=3月27日、札幌駅前通
集会後、「NO WAR」のメッセージを掲げて市内中心部をパレード。「戦争法廃止」をアピールしました。
日本共産党の吉岡ひろ子清田区市政相談室長も参加しました。
道議会、札幌市議会
第1回定例議会が閉幕
3月24日、北海道議会第1回定例会は総額3兆4530億4300万円余の2016年度当初予算などを可決し閉会しました。
また、第1回定例札幌市議会は3月29日、総額1兆6011億円余の新年度予算などを可決し閉会しました。
日本共産党道議団、札幌市議団は、昨年のいっせい地方選で前進した条件をいかし、住民目線で、くらしや福祉、地域と地域経済を守るため、積極的な提案もおこない、奮闘しました。
詳しくは改めてお知らせします。
後援会が定例宣伝
戦争する国への変質許さぬ
清田区の日本共産党後援会と吉岡ひろ子清田区市政相談室長は3月27日、美しが丘フードD前で、月1度の定例の街頭宣伝をおこない、戦争法の施行によって日本が戦争する国へと変質する日を目前に、決意を固めて安倍暴走政治の打破に立ち上がることを呼びかけました。=写真