新しい年憲法を国民の手に取り戻す
自公にかわる新しい政治へ
党と後援会紙、畠山議員を先頭に元旦宣伝
初詣客らに訴える紙議員と(その左へ)森さん、吉岡さんと畠山議員(左端)ら=1日、厚別神社前
清田区の日本共産党と後援会は、1日、初詣客でにぎわう厚別神社前で元旦宣伝にとりくみました。
紙智子参院議員、畠山和也衆院議員、参院選北海道選挙区で議席に挑む森つねと道国政相談室長、吉岡ひろ子清田区市政相談室長らが党員、後援会員30人とともに訴えました。
紙議員は「一昨年の総選挙で畠山さんを国会に送っていただきました。今度は参院選で森つねとさんを送り出していただく番です。どうぞお力をお貸しください。安倍政治の暴走はもう我慢がなりません。戦争法を廃止する『国民連合政府』実現の大きな一歩を踏み出す年としましょう」と呼びかけました。
森さんは「全道を訪問し、TPPに怒りを募らせる農家の方や高学費や雇用に不安を募らせる若者とたくさん対話。なによりも『戦争法イヤ』の圧倒的な声で戦争法廃止の政府を実現し、憲法を国民の手に取り戻す。小笠原貞子さん、高崎裕子さん以来の北海道の議席を回復させてください」と訴えました。
畠山議員は「安倍一強といわれますが、決して『強く』はありません。支持基盤は衰退し、主な政策は戦争法や沖縄新基地にしても、原発再稼働、増税やTPPにしても少数派です。今度の選挙で野党が結束すれば、自公を打ち負かすことができます。共産党はそのために全力を尽くします」と訴えました。
吉岡さんは昨年の市議選で当選まであと一歩まで前進できたことを報告し「決して市民に顔を向けてはいない秋元市政に地域からの要求を掲げて対峙していきたい。清田区から〝アベ政治を許さない〟の声をあげ続け、戦争法廃止、立憲主義回復のたたかいの先頭に立ちます」と決意をのべました。
新年初の定例宣伝
力合わせて自公を打ち負かす
「野党共闘のため力を尽くす」と決意をのべる吉岡さんと後援会員=5日朝、真栄バス停前
清田区の日本共産党後援会と吉岡ひろ子党清田区市政相談室長は5日、新年初の定例宣伝を国道36号線沿いの真栄バス停前でおこないました。後援会員など8人が参加しました。
小倉康弘後援会幹事は、新年のあいさつをのべ、「2016年は、昨年の戦争法反対のたたかいを通じておきている〝うねり〟を政治の変革につなげる年となるでしょう」と強調。一昨年の総選挙、昨年の地方選での支援に感謝をのべ、「市議選で吉岡ひろ子候補は一歩及びませんでした。どんな困難があっても勝利できる力を備えていきます」と決意を表明。「今年4月の衆院5区補選、夏の参院選勝利のためいっそう大きなご支援を」と訴えました。
吉岡さんは、安倍首相が「緊急事態条項」新設など、改憲を参院選の争点化し「明文改憲」を企てていることに触れ、「『戒厳令』独裁国家への道を開くもの」と指摘。「しかし国民多数の願いとは逆。国民が力を合わせれば暴走する自公を打ち負かすことができます。野党共闘や日本共産党の躍進のため、全力をあげます」と、年頭の決意をのべました。
戦争法廃止は民意
札幌で国会開会デモに300人
「憲法守れ」「戦争法は今すぐ廃止」とデモ行進する青年や労働者たち=4日夕、札幌市(写真は「しんぶん赤旗」より)
常国会が開会した4日夕方、札幌市で「国会開会日デモ」(道憲法共同センターほか主催)が行われました。300人を超える青年や労働者らが大通公園近くを行進。戦争法廃止と暮らしの要求を掲げ、「独裁許すな」「安倍政権は今すぐ退陣」と訴えました。
出発前の集会では、「戦争法の実行を食い止めるのは民意だ。安倍政治ノーの国民の声を突きつける国会に」(道憲法共同センター・黒澤幸一共同代表)、「2000万署名が大事。自民の総選挙比例票1800万票を大きく上回る署名を」(ユニキタ・更科ひかりさん)、「消費税増税は本当に庶民いじめ。国民に寄り添い、たたかい抜こう」(国民大運動道実行委・石塚隆幸委員長)と呼びかけました。
この問題で4日、市に激変緩和策をとらせた札幌の父母らが「限定的な措置でなく国の責任で抜本的対策を」と札幌、京都、大阪で「少子化ストップ! 保育料軽減を求める保護者の会」を結成。国に改善を求める運動を立ち上げています。
(記事は「しんぶん赤旗」16年01月06日付北海道・東北のページより)