秋の臨時国会がスタート。
安倍首相は所信表明演説で、自衛隊などの働きぶりにふれて「今この場所から、心からの敬意を示そうではありませんか」と、議員に起立を促すようなよびかけを行いました。
申し合わせたように自民党議員らが一斉に起立し、首相も含め拍手をするという異様な場面がありました。
また演説の最後では、「憲法はどうあるべきか。…(略)与野党の立場を超え、…決して思考停止に陥ってはなりません。」と――。
一番思考停止に陥っているのは安倍首相だろうが――これは私の内心のつぶやき。
そしてTPPについては「大きなチャンス」「世界一をめざそう」とバラ色に見せかけて批准強行の構えを見せました。
先日「農民新聞」に、身震いするようなアメリカの「食品異物混入基準」が掲載。
…レーズンに混入するはえの卵、227グラムあたり35個未満ならOK、マカロニに混入するネズミの毛、225グラムあたり4、5本未満ならOK、トマト缶詰に混入するウジ虫、500グラムあたり2匹未満ならOK…アメリカ食品・医薬品局のホームページで明らかになったものです。
TPPでアメリカの基準が押しつけられたら…バラ色どころではありません。
TPPは絶対ダメです。
(9月28日記)