29日、共産党の小形香織市議の代表質問を傍聴しました。
札幌都心・創成川通と高速道路をつなぐ、約4キロのアクセス道路問題について考えてみたいと思います。
小形議員は「混雑度が最低ランクなのに、渋滞を理由に新たな高規格道路の建設を進めるのは論外ですが、都心部に入る車の台数そのものを減らす政策こそ必要」と、パークアンドライドの推進を示しています。
また、「札幌市は高度経済成長期に建設した多くのインフラが寿命を迎えつつある中で、老朽化対策は待ったなし。アクセス道路建設は、膨張するインフラの維持、更新事業費が増加するもとでは、将来にわたり、負の遺産とならないか」と――。
さらに、8月初旬に行った建設是非についての調査では、反対49%、賛成32%にも関わらず、市長が『創成川通りのアクセス強化を求める旨の意見書』を、国土交通大臣に直接持参したことについて、「市民合意なしに決定すべきでない」と力を込めて質問。
これに対し市長は「維持管理についても考慮した上で、市民に対しては適時、検討の段階に合わせ、広く丁寧に情報発信しながら意見をいただき進めたい」と――答弁。
後から「そんな事知らなかった!」という事のないようにみんなに知らせたい。
(10月5日記)