北海道から政治の夜明けを
志位委員長5区補選 真剣にのぞむ
志位委員長を迎えて開かれた超満員の日本共産党演説会=12月20日、ニトリ文化ホール
日本共産党北海道委員会が12月20日、志位和夫委員長を迎えて開いた演説会には、会場をあふれる2800人を超える人たちが参加し、熱気に満ちました。
志位委員長は、「あらゆる分野で安倍政権の暴走を止める願いを日本共産党へ」と訴え、連合政府実現への野党間協議の現状を報告。「困難はあるが、あきらめない。粘り強く力を尽くす」とのべました。そして、「参院選は重要なたたかい。自民、公明に退場の審判を下し、自公とその補完勢力を少数派に」と訴えると大きな拍手と歓声がわきました。
志位委員長は、16年4月の衆院北海道5区補選に触れ「自公に打ち勝つ候補の一本化に真剣に話し合う」とのべ、「戦争法廃止、立憲主義回復の一点ですべての政党、団体、個人が力を合わせ必ず勝利を」と呼びかけました。
橋本みか衆院道5区補選予定候補、いわぶち友(とも)参院比例予定候補、森つねと参院道選挙区予定候補が決意表明しました。
わたしたちは黙らない
戦争法廃止へ団結
総がかり行動に1000人
戦争法廃止へ元気に声をあげる青年らと畠山和也衆院議員=12月19日、大通公園
戦争法の強行から3カ月の12月19日、戦争をさせない北海道委員会の「総がかり行動」がおこなわれ、労働者や女性、青年など1000人が集まり、札幌市中心街をデモパレードしました。(写真右)
憲法共同センター、平和運動フォーラムの代表、呼びかけ人らが出発前に「私たちは黙らない」「手を決して緩めない」と訴えました。
日本共産党の畠山和也衆院議員も参加しました。
安倍政治に署名で痛打を
区民の会が「怒りの行動」
「戦争法廃止へ力を合わせよう」と呼びかける人たち=12月19日、西友前
戦争させない絶対させない清田区民の会は戦争法強行から3カ月になる12月19日、国道36号線沿いの西友前で「怒りの行動」にとりくみ、20人が戦争法の廃止と立憲主義の回復を求める2000万『統一署名』を呼びかけました。
区民の会の加盟団体代表や個人がリレートークし、安倍政権の立憲主義破壊と憲法無視の暴走が増税と社会保障破壊、沖縄新基地、原発再稼働、核保有国・インドとの原子力協定、TPP、国会軽視などあらゆる分野に及んでいることを告発し、「2000万署名で暴走政治に痛打を」と呼びかけました。
「戦争は殺し合い。署名したい」と応じる子どももいました。
国保下げ・特養増を
党札幌市議団が予算要望
秋元市長(左)に要望書を提出する坂本市議団長ら=14日、札幌市(写真は日本共産党北海道委員会のホームページより)
日本共産党札幌市議団(坂本恭子団長)は14日、「2016年度予算に関する要望」を秋元克広市長に提出しました。
要望は医療・介護、福祉、子育て支援など98項目。政審会長の小形香織市議は、高すぎる国保料の引き下げや特養ホームの増設、高齢者への低廉な住宅の確保、精神障害者の運賃割引を市電、地下鉄で先行実施すること、保育の質の確保などを求めました。
秋元市長は国保料について、「安くはないと思っている」と認識を示し、「加入者全体の収入が低下するなか、市で解決しきれない問題もある。保育料などの問題も含め、市として国に制度設計を見直すよう働きかけたい」と述べました。
(15年12月17日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)