特集
4議席での初定例会
党道議団 「共同」貫き存在感示す
7月はじめ道議会第2回定例会が終わりました。日本共産党は4議席への躍進後初の定例会で、平和と民主主義、道民の願い実現の立場で論戦に臨みました。この議会を簡単に振り返ります。
重要なことの一つは予算組み替え動議を提出し、高橋はるみ知事の「政策予算」に共産党だけが対案を示したこと。真下紀子道議団長は医療・福祉と子育て支援の拡充、雇用と第一次産業、中小企業支援、原発ゼロ再生可能エネルギーの推進―など5つの柱を示しました。
共産と民主、結志会がそれぞれ戦争法案成立阻止の立場で意見案を提出。自民・公明は意見案すべてに反対し否決しました。民主と結志会は自らの意見案だけに賛成。共産党は全会一致実現へ努力、「今国会での徹底審議を求める」として3件すべてに賛成、「共同」を貫いたことも重要です。
9年ぶりの代表質問で真下道議は「北海道の戦没者に報いるためにも…戦争法案は廃案にすべき」「(アイヌ民族の土地を収奪した)北海道の開拓は東アジア侵略の第一段階となった」―と歴史認識と戦争法案を全面的に取り上げ、自民党席からのヤジで騒然とするなか、議場を圧倒しました。
調査活動でも、この間、JR日高線の災害現場やJR深川駅と南小樽駅のエレベータ設置等で現地調査。定例会後も日ロ漁業問題で根室市を訪問(写真)し、7月末の政府交渉にいかしています。
道議会議長に提出した「道議会改革の提言」―「答弁調整」の廃止、議員報酬・政務活動費の自主削減など―も重要なとりくみです。
こうしてあらゆる場面で党道議団の存在感を示した議会でした。
戦争法案はイヤ!
ママも、若者もたちあがる
「安保関連法案に反対するママの会@北海道」の「8・9ピースパレード」がいよいよおなわれます。9日午前10時半に大通西3丁目に集合するとのこと。
15日には若者たちが「北海道若者憲法集会・憲法ちょしたらわやだべや」を午前10時から午後1時まで「かでる2・7」で開き、集会後デモ行進します。
相次ぐ暴言・妄言を批判
後援会、吉岡さん 戦争法案は廃案に
清田区の日本共産党後援会と吉岡ひろ子清田区市政相談室長は4日朝、国道36号線の真栄バス停前で定例の宣伝をおこないました。これには後援会員ら7人参加し、吉岡さん、美しが丘後援会の松崎さん、平岡後援会の斎藤さんらが戦争法案の廃案を訴えました。
この日は、とくに礒崎首相補佐官の「法的安定性は関係ない」の暴言につづいて、自民党の武藤貴也衆院議員がツイッターで、戦争法案に反対する学生団体シールズにたいし、「『だって戦争に行きたくないじゃん』という自分中心、極端な利己的考え」と批判していることをとりあげ、武藤議員は「批判的なマスコミを懲らしめよ」などの発言が大問題になった安倍首相に近い若手議員の勉強会に参加していたメンバーであり、発言は「国のために個人は犠牲になれ」という戦前に逆戻りしたような反民主的なものだと指摘。「安倍首相らと考え方は同根」と厳しく批判しました。
「戦争法案」廃案!
フライデーアクションつづく
戦争法案は廃案に」と、札幌での運動を牽引してきた、道憲法会議、道憲法改悪反対共同センターの「フライデーアクション」。7月24日は500人を超える人たちが若者を先頭に行進。次々と沿道の若者らが参加し、隊列が見る見るふくれあがりました。31日は花火大会で中心街では一切のデモ行進が禁止され、大通公園に集まった300人を超える人たちは、旗やのぼりは立てず、パネルやプラカード手に歩道上を「サイレントデモ」。沿道の人たちから多くの共感が寄せられました。
「フライデーアクション」は8月も引き続き7・21・28日にとりくまれます。いずれも、午後6時30分大通西3丁目集合、45分出発です。デモ解散後は、道庁北門での「反原発金曜行動」に参加できます。
「森リーフ」完成
来年の参院選で北海道選挙区に立候補を予定している森つねと党道国政相談室長の経歴などを紹介するリーフレット(「ほっかい新報」号外)ができました。
これは自由に配布することができます(部数に限りがあります)。
必要な方は吉岡ひろ子事務所にも置いてありますのでお問い合わせください。