戦地にいくより遊園地♪
戦争法案反対 「ママの会」がパレード
「子どもを戦地に行かせない」「子どもの命ママパパ守る」などに「そーだ、そーだ、そのとーり」と唱和する子どもと母親ら=9日、大通
9日、「安保関連法案に反対するママの会@北海道」が呼びかけた「8・9ピースパレード」がおこなわれました。「だれの子どもも殺させない」と、子育て中の母親を中心に、ネットやビラを見て来た人300人が大通公園から道庁前赤レンガ広場までパレードしました。
パレード前に母親らがリレートーク。「子どもたちに安心して過ごせる世を残しましょう」などと訴え、子どもたちが「きみの手ときみの手」を歌いました。
「安保法制ママたち反対!」「子どもと9条世界の宝」「「子どもを戦地に行かせない」「そーだ、そーだ、そのとーり」「武器を持たずに手をつなごうよ」「鉄砲持つより水でっぽう」「戦車に乗るなら三輪車」「いーね、いーね、それいーね」などとコールし、共感を集めました。
「平和したくてふるえる」
若者らが戦争法案反対デモ
思い思いのメッセージを掲げて行進する若者ら=15日、大通(写真は「しんぶん赤旗」より)
終戦の日の15日、札幌で戦争法案に反対するデモ「平和したくてふるえるDEMO」がおこなわれ、若者ら500人以上が参加しました。6月におこなわれた「戦争したくなくてふるえる」デモにとりくんだ若者たちが呼びかけたものです。
出発前の集会で4人の学生がスピーチ。「無関心でいては戦争に巻き込まれる」「平和は政治家がつくるのではなく、僕たちがつくるもの」「戦争に向かおうとしている政治を変えたい」などと語りました。
集会が始まると次々と参加者が増え、行進が終わるころには500人以上にふくれあがりました。途中からの雨にもめげず、ビアガーデンの客でにぎわう大通公園を1周。気迫を込めたコールを響かせました。
九条の会連絡会が灯籠流し
改めて9条守り抜く決意
核兵器廃絶と震災復興への願い、原爆死没者、震災犠牲者への鎮魂をのせて川面を滑る灯籠=6日、厚別川
区内五つの地域九条の会でつくる清田区九条の会連絡会は6日、厚別川河畔で約60人が参加し「第6回平和を願う灯籠流し」をおこないました。
平岡九条の会の真野幹枝世話人が開会あいさつ。安倍政権の戦争法案強行を許さず憲法9条を守る決意を改めて呼びかけました。そして、原爆死没者、戦争死没者と大震災犠牲者に黙祷をささげました。
点された灯籠とキャンドル=6日、厚別川河畔
参加者は、七夕飾りの短冊に平和への願いを記入。ハートと9の字を組み合わせたキャンドルに灯を入れ、北野9条の会の吉岡ひろ子さんの戦争絵本の朗読を聞き、うたう会「クリスタル」などのリードで平和のうたごえを響かせ、夕暮れの川面に36基の灯籠を浮かべました。
多くの子ども連れも参加し、子どもたちは手持ち花火で夏のひと時を楽しみました。
区民の会 戦争させない怒りの行動
西友前で行動する「区民の会」=上から6日、9日、15日
7月に発足した「戦争させない、絶対させない清田区民の会」(以下「区民の会」)は、戦争法案が委員会採決された7月15日にちなみ「怒りの5の日」行動を、主に西友清田店前での街頭宣伝を中心にとりくんでいます。
「区民の会」は原爆の日の6日、9日、清田区革新懇の行動に合流し、戦争法反対を掲げて宣伝しました。「原爆許すまじ」「青い空は」のうたごえも響きました。
終戦の日の15日にも革新懇と共同し、安倍首相の「戦後70年談話」について「欺瞞に満ち、歴史を歪曲するもの」「『村山談話』を事実上投げ捨て、自らの右翼的姿勢を示すもの」と厳しく批判。「戦争法案を廃案に追い込み、『殺し殺される』国への逆行を許さないために、運動を強めよう」と呼びかけました。
総がかり行動に連帯して
参議院で重大局面が近づくなか、8月30日に「国会前10万人、全国100万人総がかり行動」が呼びかけられています。
「区民の会」は、25日の「怒りの行動(12時30分西友前)」に加え、総がかり行動に呼応して30日13時30分~14時30分に、西友前で「リレートーク」を大規模におこなうことにしています。
道憲法会議と憲法改悪反対道共同センターが28日に総がかり行動に連帯する「フライデーアクション」(18時30分大通西3)を呼びかけています。
29日には戦争をさせない100人委員会が「戦争をさせない全道集会」(13時大通西11)を呼びかけています。