エッセイ「お元気ですか」
バスの運休
1月27日、初めて年金者組合の札幌市交渉に、参加させていただきました。
2時間20分にわたって、除雪・介護・国保・年金を中心に、市民生活に関わる切実な問題を要求しました。
私は除雪と介護について質問しました。
1月21日朝の通勤時、平岡のバス路線で除雪作業がされていました。
中央バス「平岡5―3」のバス停では、バス待ちの6~7人の方々は、首を伸ばしてバスの来る方向を探すのですが、8時25分のバスは45分になってもまだ現われません。
一番前で待っていた青年が、中央バスに電話をすると「運休した」というのです。
程なくバスは到着し、青年は「吉岡さん、何とかして下さいよ」と言ってバスに飛び乗りました。
地下鉄では「前の駅を出発しました」と、電光掲示板で表示されますが、バスはその見通しももてません。
市役所の担当の方は「昼間はバス路線の除雪はしないのですが、21日は、昼間が大雪予報だったため、(除雪を)したのだと思います」とおっしゃっていました。
やむを得なく「運休」するのであれば、何らかのかたちで、バスを待っている方にお知らせするのが、公共交通としての最低限のマナーではないかと思います――。
(01月28日記)