エッセイ「お元気ですか」
タブレット
この夏、南向きで暑い共産党市議団控室の私の机の上で大活躍したのが、ミニ扇風機です。
100円ショップで買ったもので、羽の直径は5cm程ですが、弱風なら8時間連続で使える優れもので、暑さに弱い私はとても助かりました。
一方、電子端末機の「タブレット」は、去年の10月頃から市議全員が持たされました。9月18日から第3回定例会が始まりますが、今議会から紙の議案書などがなくなり、すべてタブレットに送られてくることになりました。
9月5日、6日は、定例会に出される局ごとの決算報告を会派ごとで受ける「会派別勉強会」というのがありました。
タブレットは持参しますが、私はあらかじめダウンロードして印刷をした紙の文書を見ながら説明を受けました。聞き取ったことを、メモするにも紙の方が便利だし、画面も文字も小さいし目も疲れるし、不思議と紙の方がスムーズに頭に人ってくるので、どうしても必要な分だけは印刷しています。
一度の定例会に提出される膨大な文書の紙の節約になることは理解しつつ、時代の流れに乗るのも大変なものだなーと思いながら、タブレットとも仲良しにならねばならぬ初秋の夕暮れです。
(2024年9月10日 記)