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みんなが笑顔で暮らせる街に 日本共産党札幌市議会議員 吉岡弘子

エッセイ「お元気ですか」

値上げの10月

大手スーパーで働いている方の話では、仕入れの値上げ分はそのまま価格には転化できないから、忙しい割りに店舗の利益は減少しているといいます。

会社は、利益が減っているので、その分を取り戻そうと、「時間外勤務時間を減らせ」と言いますが、忙しいからサービス残業が増えると声を落とします。

値上げの大合唱の10月に、75才以上で単身年金200万以上の人などに医療費窓口払い2割の導入が始まりました。

政府が原油価格・物価高騰対策で、非課税世帯と、家計急変世帯を対象に5万円支給をすることになり、札幌市では全国平均より物価が高騰したことから、独自に1万円を上乗せするといいます。

札幌市の物価高騰には灯油など原油高が影響していると思います。

札幌市は市民から再三要望の上がった福祉灯油を北海道で唯一実施していません。「上乗せの1万円」の「その心」は、福祉灯油ではないかと思います。

「苦しいのは非課税世帯だけじゃない」といろんな方から言われました。こんな時こそ、消費税5%減税と大企業の内部留保を使ってほしい。人を大事にする「やさしくて強い経済」を。

(10月3日 記)

「清田区新聞」22年10月9日付より

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