ページタイトル「清流だより」日本共産党吉岡弘子のホームページ
みんなが笑顔で暮らせる街に 日本共産党札幌市議会議員 吉岡弘子

エッセイ「お元気ですか」

雪虫

北広島市に住んでいる姉から、「最近雪虫を見たよ」と言われました。もうすぐ初雪の季節ですね。

定例議会の忙しさに、季節の移ろいが素通りしてしまうような日々。そこに総選挙がやってきたから、さあ大変。

質問準備は毎夜遅くまで続きますが、このまま投票日を迎えるわけにはいかないと思い、一念発起し、毎晩少しずつ電話をかけています。

なかには「えーあんたの選挙じゃないんでしょ?」というところから対話がはずんだり、「今野球のドラフトを見ていたよ。11時くらいまで起きているよ」という一人暮らしの高齢女性も。

後援会ニュースを読んでくれている方々と話すと、ニュースを配っている方の話題にもなり嬉しくなります。

「政党名を書く比例選挙では共産党を応援し、必ずはたやま和也さんを国会に送ってくださいね」と力を込めて訴えます。

東京オリンピックが終わり、札幌市は、2030年の冬季オリンピック・パラリンピックに舵を切り、都心アクセス道路はじめ、札幌駅前には8割トンネルの北海道新幹線が滑り込み、JRタワーを遙かに見下ろす超高層ビルが林立。今、「超」のつく巨大開発の林を市民は望んでいるのでしょうか。

雪虫も住める本物の林ならいざ知らず。

(10月11日 記)

「清田区新聞」21年10月17日付より

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