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みんなが笑顔で暮らせる街に 日本共産党札幌市議会議員 吉岡弘子

エッセイ「お元気ですか」

コロナワクチン接種

札幌でワクチン接種の予約から、3週間ですが、なかなか進まず、今朝の道新に載った、7日時点での75歳以上の一回目の接種率(札幌)が約2割という低さに驚きました。

第3次接種で用意したワクチンの半分以下しか予約が入らなく、そのことも接種率の低さに表われているのかなと思います。

「一日電話を掛けたけれど全然繋がらない。良く考えたら持病もあるしワクチンしないことに決めたんだ」と話す区内の高齢者。予約した人には一回目が8月、9月という方もいらっしゃいます。

医療従事者や、介護、保育園などで働く人達にも早く接種が必要です。「和歌山」「練馬区」モデルなど先進例はありますが、行政と地域医療の連携が鍵だと言われています。

一方で、東京五輪の開始は7月23日と1か月半。札幌でもマラソンやサッカーに向けて着々と準備日が進められているものの、開催できる感染規準や感染対策など示されず、東京では園児から高校生まで81万人を観客動員する計画もそのままです。

そんな中、地方創生相も務めた長崎選出の自民党議員からも「何が何でもやるのは大きな間違いのもとだ」開催判断について、「冷静にされるべきで、いつかどこかであった戦争みたいなことをやっちゃいけない」との疑問もでています。

今首相に必要なのは、「中止」の決断です。

(6月8日 記)

「清田区新聞」21年6月13日付より

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