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みんなが笑顔で暮らせる街に 日本共産党札幌市議会議員 吉岡弘子

エッセイ「お元気ですか」

そんな時代もあったねと

11日の朝刊には、「内閣支持率9ポイント下落41%」がトップで報じられました。

菅内閣の実態を考えると「それでも高い」と感じますが、不支持率が42・8%。宣言は「遅すぎた」が79%です。

国民の命や健康、医療態勢の拡充よりも、「内閣支持率急落」が、「緊急事態宣言」に踏み切らせたことを、国民は知つています。

先日、清田区消防署から、「令和2年清田区消防概況」が送られ、その中に「救急出動の状況」という項目があり、昨年は4147回でした。

前年比で急病、交通事故、労働災害などの5項目が減少する中で、唯一、自損行為だけが、1・6倍と急増しました。

コロナ感染が様々な形で生きづらさを増幅している証しではないでしょうか。

11日は成人の日でしたが、今年の成人式は中止となりました。毎年成人式会場前で宣伝し、中には、赤ちゃんを抱っこして誇らしげに会場に向うパパやママもいて、私たちも頬が緩みっぱなしの宣伝が懐かしく思い出されます。

札幌市出身のシンガーソングライター中島みゆきの歌『時代』の一節に「そんな時代もあったねといつか話せる日がくるわ……だから今日はくよくよしないで今日の風に吹かれましょう」とあります。

こんな時こそ、信頼や希望をみんなで育みたいものです

(1月12日 記)

「清田区新聞」21年1月17日付より

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