エッセイ「お元気ですか」
メッセージ
事務所で仕事をしていると、「おっ、きょうはいたんだねっ。元気?」などと言いながら、今にもひょっこり姿を現しそうな気がします。
21日、心臓発作で急逝された古書店主の伊藤さん。
すでにこの世にいないというのがまだ信じられません。
ご遺族の悲しみはいかばかりか胸が痛みます。
伊藤さんは5年前、戦争法に反対する「清田区民の会」のリレートークに参加され、スピーチされました。
労働組合で2000人を擁する青年部長をしていた伊藤さんにすれば、もっと話したかったかもしれません。
昨年の市議選では初めてお知り合いを紹介頂き、幹線道路に面して私の後援会連絡所の看板も立てて下さいました。
先日、地域での市政報告会に初めてご夫妻で参加され、同じ国鉄出身である松浦前市議の裁判で、札幌市が控訴したことに大変怒っておられました。
年に数度、みなさんにお配りしている「吉岡ひろ子だより」の作成について、「吉岡さんが区民の中にいる写真を入れなきゃ」「写真が大事だよ」と助言も頂きました。また、「次の選挙もバス停の宣伝は絶対やったほうがいいよ」とも。
きっと多く方々の心にも、メッセージを残されたに違いありません。
(7月28日記)