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みんなが笑顔で暮らせる街に 日本共産党札幌市議会議員 吉岡弘子

エッセイ「お元気ですか」

温かいメッセージを

花畑の手入れを怠ったつけなのか、春の花がトンと姿を見せません。そんな中けなげに咲いているのは「クリスマスローズ」と「チオノドクサ」。

クリスマスローズはクリスマスの時期に咲く種類があるためにこの名前になったようですが、わが家にある白い花は色を変えて年中楽しませてくれます。

そしてチオノドクサ。これがまた可憐を絵に描いたような小さい花です。ピンクとブルーがありますが、ブルーの花が私は好きです。

昨日、「赤旗」を薦める電話のなかで、お孫さんが折り紙でコマを20個ほど作ったので、外出できない高齢者施設の方に届けると聞きました。

温かい気持になって帰宅すると、町内の老人クラブから総会や会合中止のお知らせとともに、「人とのご縁って、ちゃんと、あなたにとって必要なときに つながるようになってるの」とメッセージがついた手作りマスクが届いていました。

PCR検査を増やしてほしい。企業への給付金や助成金、定額給付金10万円はいつ届くのか。生活困難な学生の授業料は。住まいのない生活困窮者の支援は…緊急事態宣言の解除はいつになるのか? と不安はつきません。

すべての人が露頭に迷わぬよう、命を奪われぬよう「心とおなか」をあたためるメッセージが、今急がれます。

(4月27日記)

「清田区新聞」20年5月3日付より

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