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みんなが笑顔で暮らせる街に 日本共産党札幌市議会議員 吉岡弘子

エッセイ「お元気ですか」

雪はこんこん

冬には雪が降って当たり前。あまりたくさん降ると除雪は大変ですが、生まれてこの方今年のように降雪量がこんなに少ない冬は初めてです。

雪が少ないとスキー場はもちろん「秋まき小麦がしばれるのではないか」「越冬野菜が心配」「春、水田の水が足りなくならないか」と農業への影響も懸念されています。

町内会の新年会に参加すると「パートナーシップ」の排雪をするかどうか迷っている町内会が多くありました。

多少の差はあっても町内会の4割から5割の費用がパートナーシップ排雪に使われ、私の地域の町内会の予算では500万円といいます。

必要のないところに町内会のお金を使うわけにはいきませんが、除雪で生計を立てている方や、除雪業者は大変な状況です。

今朝は珍しく雪が降り続けていました。

朝の宣伝に向かって車を走らせると、小型除雪機で除雪している方々が、気のせいか嬉しそうに見えました。

運転している私も「犬は喜び庭駆け回る猫はこたつで丸くなる」の歌にある子犬のような気持ちです。とはいっても「気持ち」だけ。あんなに軽やかには走り回れません。

しんしんと降り続く雪を見ていたら、雪でかまくらを作り、七輪でお餅を焼いて食べたふるさとの遠い記憶がよみがえりました。

(1月21日記)

「清田区新聞」20年1月26日付より

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