札幌市2回目の住民説明会で「液状化」認める
里塚の造成許可「市に責任はない」を強調
清田体育館で行われた2回目の住民説明会には300人が参加=18日
18日、清田区体育館で2回目の里塚住民説明会が開催されました。300人を超える地域住民が参加しました。また日本共産党の伊藤りち子市議(白石区)、吉岡ひろ子清田区市政相談室長も参加し、市の地盤沈下の調査結果や震災対策を聞きました。
今回の説明会には、初めて秋元克広市長が参加しました。
市側はボーリング調査の結果、今回の被災は「地震による液状化である」ことを認めました。しかし参加者から「40年前の造成を許可した市に問題がないのか」の質問に「谷あいの場所を造成してはダメとか、埋め立てに火山灰を使ってはいけないという法律はない」と回答。参加者からは「冷たい言葉だ」との声が上がりました。
さらに「本当にどうしていいか、わからない毎日だ」の声に、「おかれている状況が違うことは理解している。個別に訪問をして相談に乗っていく」との回答もありました。
道路と私有地を一体化して復興させることや、除雪の問題では小型除雪機を使うなどの回答もありました。
安倍強権政治にピリオドを
戦争させない会が国道交差点で宣伝行動
真栄1-1交差点で訴える吉岡さん=19日
「戦争させない絶対させない清田区民の会」は19日、国道36号西友前交差点で宣伝を行いました。
この日創立記念日を迎えた新日本婦人の会清田支部のアピール、日本共産党の吉岡ひろ子清田区市政相談室長の訴えがありました。
吉岡さんは「新基地反対の玉城デニーさんが沖縄県知事選挙で勝利したことは私たちに勇気を与えてくれました。強権政冶を進める安倍政権を倒し、国民本位の政冶をつくりましょう。市政でも秋元市政は市民生活に冷たいことが震災の対応で明らかになった。共産党の市議を増やし市政も変えていきましょう」と訴えました。
災害に強い街づくりを災害で見えてきたもの
新婦人清田支部
「防災カフェ」で吉岡さんがミニ講演
防災カフェでミニ講演をする吉岡さん=23日
新日本婦人の会清田支部は23日、「秋のサークル体験会」を清田区民センターで開催し、40人が参加しました。
会の前半は同支部会員であり日本共産党清田区市政相談室長の吉岡ひろ子さんを講師に「防災カフェ」が行われました。
吉岡さんは、「震災後すぐに清田区役所にでかけました。区役所ロビーでは携帯電話の充電ができなくて困っている人の姿が印象的でした。里塚の被害が大きいとのことで現地に向かいました。後日、清田の崖崩れの情報も入り対応。地域訪問もしながら政府交渉、市長に対する要望提出など行ってきました」と話しました、そして、この活動を通じて「災害に強い街づくり」の重要性を感じたと吉岡さん。「軍事費より防災、エアコン、福祉充実などの運動をさらに広げていきたい」と講演を結びました。
「体験コーナー」には新聞紙を手でちぎって作るカラフルなちぎり絵などが展示されていました。
党後援会
南郷18丁目で早朝宣伝
通勤客らに訴える吉岡さんと後援会員=23日、東西線南郷18丁目駅頭
清田区日本共産党後援会が取り組む早朝宣伝が23日、地下鉄南郷18丁目駅頭で行われました。後援会員9人が参加し、北海道胆振東部地震の被害対策、特に清田区で里塚地域を中心とした被災支援・対策のための日本共産党の奮闘を伝えるビラを配布しました。
マイクを持った吉岡ひろ子党清田区市政相談室長が「災害被災者に寄り添い、市民のくらし、子育てしやすい札幌市のために予算を使う市政に変えていきましょう」と述べ、「8時間働けば、まともな生活ができるようにしましょう」と訴えました。
年金者組合初めての「うたごえ喫茶」
懐かしの唱歌やロシア民謡、若き日の曲で楽しむ
年金者組合「うたごえ喫茶」は盛り上がりました=23日、真栄
23日、年金者組合清田支部が初めての「うたごえ喫茶」を開きました。
会場の真栄地区会館では40人をこす参加者が笑顔でスタートを待ちます。エレクトーン、ギター2本の伴奏で「里の秋」「紅葉(もみじ)」などの懐かしい唱歌や、ロシア民謡、「知床旅情」「上を向いて歩こう」などを歌いました。
また年金者組合の歌「かけがいのない人生」を繰り返し歌い、みんなで覚えました。
中盤は年金者組合の楽器サークル「どっこいしよ」の演奏を楽しみました。
リクエストタイムでは、参加者から次々カードが集まってきます。
盛り上がった「うたごえ喫茶」の最後は、参加者全員で「今日の日はさようなら」を合唱して終了しました。