〔ニュースと活動報告〕

13日朝、清田区の日本共産党後援会と吉岡ひろ子清田区市政相談室長は東西線南郷18丁目駅頭で街頭宣伝し後援会員ら６人が参加。吉岡さんらがマイクで訴えました。

吉岡さんは、「森友公文書『改ざん』は政府が国会でウソをつき、国民をだましてきたという重大問題。内閣総辞職に値します」と安倍政権を厳しく批判。「野党６党は結束し、安倍政権を退陣に追い込むため全力を尽くしていきます」と表明し「働き方改革法案は『裁量労働制』削除に追い込まれましたが、『高度プロフェッショナル制度』『過労死レベルの残業容認』に固執。働く人のいのちと健康を守るために声をあげましょう」と呼びかけました。また、清田区で大規模断水があったことに触れ、「当日すぐに給水所を訪問し、市民の声を伺いました。あってはならないこと。老朽化したインフラの整備は秋元克広市長が進める『都心アクセス道路』に優先するのではないでしょうか」と市政の問題を訴えました。

７日発生した清田区での大規模断水問題は市民生活に大きな影響を与えました。

日本共産党の吉岡ひろ子清田区市政相談室長は８カ所の給水所を訪問。状況を視察し市民の声を聞きました。

日本共産党の田中啓介札幌市議は９日の市議会予算特別委員会でこの問題をとりあげ、この断水で8100戸、２万人に影響があり３つの小学校が休校になったとし、「異常の検知が５時35分で漏水個所の特定が17時と、なぜ11時間半もかかったのか」「事故のあった配水管は敷設後39年たつが、法定耐用年数の40年を超えるものはないのか」とただしました。

渡辺配水担当部長は「漏水が地上に出てこないまれな事例で音による調査となったため時間を要した」、40年以上のものは「全市で600km」とのべました。

田中議員は「老朽化によるボルトの腐食が要因とされているが、地震の多発や積雪寒冷地の本市の場合、除雪車やダンプなど大型車両による振動、融雪剤による腐食の影響など、他都市とくらべ過酷な環境」と指摘。「市民にとって最も重要なライフラインであり、配水管更新計画自体を見直すなど老朽対策を早急に行うべき」と求めました。

８日、札幌市内で国際女性デー全道集会（同実行委員会主催）が開かれ910人が参加。ロビーにあふれました。

集会は「女性デー合唱団」のコーラスでオープニング。細川久美子実行委員長が裁量労働制の法案からの削除、森友疑惑の文書改ざんなどが次々に明らかになり窮地に立つ安倍暴走政治を批判。「子どもの未来を奪う安倍政権を倒す１年にしましょう」と呼びかけました。

各分野で頑張る女性たちが活動を報告し、決意を共有しました。

前文科省事務次官の前川喜平氏が「日本の教育はどこへゆく」と題して講演。ユーモアあふれる話は参加者の笑いを誘い、「憲法は国民が国を縛るものであって、国民が国に対して命じるもの」と強調しました。

道労連の黒澤幸一議長、日本共産党の畠山和也前衆院議員が来賓あいさつしました。

「さようなら原発1000万人アクション北海道」実行委員会は11日、札幌市内のかでる２・７ホールで「フクシマを忘れない！　さようなら原発北海道集会」を開き、ロビーまであふれる700人が参加しました。

「泊原発　再稼働してはいけない８つの理由」と題して小野有五北大名誉教授が講演し、泊原発は活断層の上にあり、核廃棄物を10万年単位で管理することは不可能と強調しました。麻田信二道生協連会長理事がスピーチし、道労連の黒澤幸一議長があいさつしました。

ふくしま復興共同センターの野木茂雄事務局長は、国と東電が原発事故は終わったかのように振る舞っていると怒りを込め、「一刻も早い原発ゼロ実現を」と訴えました。ルポライターの鎌田慧さんのメッセージが紹介されました。

集会後、市内をデモパレード。「原発いらない」「泊原発再稼働反対」のコールが街に響きました。

日本共産党の畠山和也前衆院議員、吉岡ひろ子清田区市政相談室長らも参加しました。

清田区の日本共産党と後援会は東日本大震災から７年目の11日、北野の大型ホームセンター前で震災、フクシマを忘れない「メモリアル」宣伝を行い、党員、後援会員23人がパネルなどを掲げてスタンディング。吉岡ひろ子清田区市政相談室長らがマイクで訴えました。

吉岡さんは「原発なくせは国民の声。野党４党が原発ゼロ基本法案を衆院に提出するなど前進もあります。福島の被災者を切り捨てる安倍政権を許さないたたかいを」と呼びかけました。