戦争させない区民の会
署名運動飛躍へ学習集会
憲法9条に自衛隊を書き込む安倍改憲の狙いについて、熱心に講師の話を聞く人たち=2月24日、清田区民センター
戦争させない、絶対させない清田区民の会は、2月24日、「安倍9条改憲NO! 憲法を生かす全国統一署名」の運動を前進させようと学習集会「憲法に自衛隊を明記するって? ~安倍政権が狙うもの~」を開きました。
講師は清田区民の会共同代表でもある小野寺信勝弁護士(明日の自由を守る若手弁護士の会・北海道合同法律事務所)。
会場には53人が詰めかけ、熱心にメモを取り、聞き入りました。
小野寺弁護士は、「安倍首相は、昨年の5月3日のメッセージで『7割の憲法学者が自衛隊を違憲としている。この状態をなくすため』、『9条1項、2項を残しつつ自衛隊を明文で書き込む』と言っている。自衛隊の『平和憲法からのしばり』をなんとしても取り除き、自衛隊を『専守防衛』から『集団的自衛権を行使できる』ものにすること。日本を戦争できる国にする危険な改憲だ。どんな統計で7割の憲法学者という数字を出したのかも不明だ」と話しました。
意見交流の中では「大変な苦労をしながら署名を集めている。署名を広げる中で、息子が自衛官という母親と対話した。親でもないのにこのような署名を集めてくれるのには感謝すると言われた」という発言もありました。
新しいリーフができました
リーフレット(PDF・6.29MB)
統一地方選まであと1年あまりとなり、党札幌豊平・清田・南地区委員会は、吉岡ひろ子清田区市政相談室長の活動と政策を紹介するリーフレット(「清田区新聞」号外)を発行し配布を開始しました。
ご入用の方は吉岡ひろ子事務所へお申し出ください。
命・くらし・商売守ろう
現場から実態告発
道社保協などが集会・行進
北海道社会保障推進協議会、消費税廃止道連絡会などがよびかけて2月24日、いのちとくらしを守れ!・総決起集会が札幌市で開かれ、終了後、厳しい寒さをついてパレードしました。
〝年金・賃金上げて〟
いのち守れとデモパレードでアピールする人たち=2月24日、札幌市(写真=「しんぶん赤旗」より)
200人が参加した決起集会。「生活保護下げるな」「いのちまもれ」「年金上げろ」のボードを高く掲げ、力強く唱和しました。
リレートークでは、労働、税制、年金、生活保護、介護の分野からそれぞれ安倍政権の悪政がもたらした深刻な現状と、切実な要求がアピールされました。
新発寒デイサービス管理者の伊藤小百合さんが「要支援の認定を受けている人は介護を必要としている人が多いんです」と報告。「政府はいかに支出を抑えるかしか考えていません」と批判しました。
年金者組合道本部の渡部務委員長は「賃金が上がらなければ年金も上がりません。だから、私たちは労働組合の人たちと一緒に春闘で賃金アップのため頑張りたい。社会保障の改悪をストップさせなければなりません」と力を込めました。
新潟県民主医療機関連合会の小市信事務局長が講演しました。
厳寒の中、駅頭で宣伝
「安倍政権は退陣しかない」
通勤客らに声をかけ、支援を呼びかける吉岡さんと後援会員=2月27日、地下鉄南郷18丁目駅頭
清田区の日本共産党後援会と吉岡ひろ子清田区市政相談室長は2月27日朝、地下鉄南郷18丁目駅頭で定例の街頭宣伝を行いました。厳しい寒さの中、6人が参加し、宣伝ビラ30枚が受け取られました。
吉岡さんは、安倍政権が「働き方改革」と称して財界が求める「裁量労働制」の拡大をすすめる根拠が捏造データであったと指摘。長時間労働と過労死を助長する「働き方改革」一括法案は撤回すべきとのべました。また、1月19日に最高裁判所が「官房機密費」の一部開示を命じたのに、政府は1カ月以上たったいまも開示してないことに触れ、「ここにも安倍内閣の情報隠しの姿勢が現れています」とのべ、「国民の知る権利や司法判断を軽視し、三権分立も踏みにじる安倍政権に、もはや国政を任せることはできないし、安倍首相に憲法を語る資格もありません。安倍政権には退陣してもらうしかありません。そのため、みんなで声をあげましょう」と呼びかけました。
平岡後援会の齊藤さんは安倍改憲問題を中心に訴えました。
厳寒の中での行動に「ご苦労様」「頑張って」と声をかけていく人もありました。