26才になる三男が赤ん坊だった頃、友人宅で会合があり、私たちは話に花を咲かせていました。
中学生だった友人の息子さん2人で、私が連れて行った三男の面倒を見てくれ、おむつまで交換してくれました。
今、友人のご長男アキオくんは秋田に本拠地を置く「劇団わらび座」の俳優です。
先日その友人から電話。8月に札幌公演が決まっているミュージカル「松浦武四郎」のプレ企画に、アキオくんが来ると聞き馳せ参じました。
アキオくんの鍛え抜かれた肢体が、力強くしなやかに舞う。東北地方の民族舞踊が私の心に飛び込んできます。
流れる汗を拭きながら「松浦武四郎」の人物像、アイヌの青年との出会いや自らの生い立ちや自分史を約1時間語りました。
小学生時代は、極度の引っ込み思案。授業で読む番がくるずっと前から緊張して手が震えて読めない位だった。
高校生の時、イジメをする事を拒否したことから、イジメられた。
大学生でよさこいソーランと出会い、自らを解放でき、そこから変わった。
その後いくつもの挫折を乗り越えて、今回重要な役を演じるといいます。
ミュージカルもさることながら、舞台上のアキオくんに会うのが楽しみです。
(6月27日記)