共産党躍進で新しい政治へ
志位委員長 札幌で訴え
安倍改憲ノーの審判を
新緑に包まれた大通公園で5日、志位和夫委員長を迎えた街頭演説が行われました。青空のもと、広場は6500人を超える聴衆で熱気に満ちました。
3議席を争う道選挙区に挑む森つねとさんと東北・北海道から比例代表議席をめざすいわぶち友さんが決意表明し、4月の衆院5区補選で統一候補として奮闘した池田真紀さんも駆けつけ、大きな歓声が起きました。
志位委員長は「道5区補選は、野党と市民が力をあわせれば自民党を倒せるという希望を与えました」と指摘し、32の参院1人区すべてで統一候補が実現したと報告。そのすべてで勝利をめざす決意を表明しました。そして「比例代表と複数区では野党は競い合って自公を打ち負かすという立場でたたかう」と表明。いわぶち友さんをはじめ比例代表で「ベスト9」全員の勝利、北海道で森さんを必ず国会に押し上げてほしいと呼びかけました。
志位委員長は、参院選の争点について、「アベノミクス」の是非も争点の一つとしつつ、「安倍暴走政治」全体が問われていることを強調。「憲法破りやった勢力に退場の審判を」と訴えました。そして「戦争と独裁に道を開く『安倍改憲』にストップを」と呼びかけました。
志位委員長は、経済に民主主義を確立する「三つのチェンジ」、TPP、沖縄などの問題を縦横に語りました。
最後に「安倍政権の暴走に対決し、対案を示し、野党と市民の共闘をすすめる日本共産党を躍進させ、新しい政治、政府をつくりましょう」と訴えると、聴衆から大きな声援がわきおこりました。
後援会が定例宣伝
補正予算で貧困対策を
暴走政治にノーの審判を
日本共産党の吉岡ひろ子清田区市政相談室長と清田区後援会は7日朝、真栄バス停前で定例の早朝宣伝をおこないました。これには7人が参加。通勤・通学途上の人たちにハンドマイクで訴えました。
吉岡さんは、自衛隊がアメリカ軍とともに海外で戦争することになる集団的自衛権行使容認、戦争法の強行、アベノミクスの失敗、北海道の農業を破壊するTPP法案の推進、原発再稼働など暴走する安倍政権を批判。目前に迫った参院選は、国民が手を結び安倍暴走政治ノーの審判を下す大事な選挙だと指摘しました。そして、参院選で全国32の1人区で野党と市民が共同で推す統一候補の勝利と、比例で日本共産党を9議席に前進させ、北海道選挙区では森つねとさんを必ず国会へ送るため全力をあげるとのべ、支援を訴えました。
吉岡さんは、5日の沖縄県議選で、普天間基地撤去・辺野古の米軍新基地建設反対の翁長知事の与党が23議席から27議席へ大躍進したことを報告。米軍と安倍政権にノーをつきつける沖縄県民のたたかいに呼応し、こんどは参議院選挙で国民が安倍政権の暴走にストップをかけるため、声を上げ行動しようと呼びかけました。
この日はビラの受け取りもよく、信号待ちの車の窓から手を出して、ビラを受け取っていくドライバーもいました。
さあ 参院選必勝へ
共産党
いっせいに街頭宣伝
通常国会が閉会し、日本共産党は参院選必勝に向けていっせいに街頭宣伝に立ち上がりました。
1日夕方、JR札幌駅前では紙智子参院議員、畠山和也衆院議員、森つねと道国政相談室長が街頭に立ち、通勤時のサラリーマンらに「参院選で安倍政権を退陣に追い込むため、共産党を大きく伸ばしてほしい」と訴えました。
清田区でも2日朝、吉岡ひろ子清田区市政相談室長を先頭に街頭宣伝。「共産党の躍進で憲法破壊の安倍政治をやめさせましょう。北海道選挙区では27年ぶりの森つねとさんで議席を勝ち取りたい。どうかご支援を」と訴え、5日の街頭演説への参加を呼びかけました。
各地域支部・後援会もいっせいにハンドマイク宣伝に取り組み、参院選の意義や争点を訴え、2日間で数十カ所にのぼりました。
原発ゼロ求め抗議行動200回
北海道反原発連合が続けてきた道庁北門前抗議行動。200回目となる3日、冷たい風のなか300人が参加しました。
日本共産党の森つねとさん、畠山和也衆院議員も参加し、スピーチしました。
北海道知事が原発ゼロを決断するまで、毎週金曜日、この行動は続けられていきます。