一人ひとりが大切にされる社会を
参院選での躍進誓う
党と後援会のつどいに120人
参加者の声援にこたえる(右から)森さんと吉岡さん=24日、清田区民センター
日本共産党豊平・清田・南地区委員会と清田区の党後援会は24日、清田区民センターで「一人ひとりが大切にされる社会を」と、「2016年清田区新春のつどい」を開き、党員、後援会員ら120人が参加、夏の参院選での躍進を誓い合い、楽しく交流しました。
劇団「一揆」が威勢よく「ソーラン節」でオープニング。田中秀夫後援会長が「参院選での躍進のために力を惜しまず、国民の声がいきる新しい政治をつくるために頑張りましょう」と開会あいさつし、桒山(くわやま)弥壽男(やすお)北海道後援会代表世話人が「楽しい後援会活動を」と呼びかけました。
参院道選挙区予定候補として全道を駆け回っている森つねと党道国政相談室長が駆けつけ、「参院選での日本共産党の躍進で、消費増税や『アベノミクス』、TPPでくらしも経済もダメにする安倍政権、戦争する国へ突き進む暴走政権を打ち倒しましょう。定数が2から3へと増えた北海道で必ず勝たせてください」と訴えました。
吉岡ひろ子清田区市政相談室長があいさつし、256票差で惜敗した昨年の市議選での支援に感謝をのべ、札幌市政や地域の課題を報告し、区民の願い実現のため引き続き頑張る決意をのべました。
いわぶち友(とも)参院比例代表予定候補、紙智子参院議員、畠山和也衆院議員のメッセージが紹介されました。
つどいでは、相撲甚句や寸劇、コーラスやひょっとこ踊りなどが披露されました。
吉岡さんら駅頭で訴え
暴走政権追い詰める市民の共同を
通学児童も行き交う交差点で宣伝する吉岡さんと後援会員=26日朝、地下鉄南郷18丁目駅頭
清田区の日本共産党後援会と吉岡ひろ子清田区市政相談室長は26日朝、地下鉄南郷18丁目駅頭で定例の街頭宣伝をおこないました。
冬休みも終わり、通学児童らの元気な声が飛び交うなか、後援会幹事の多田和夫さんは、「安倍晋三首相は所信表明演説で『挑戦、挑戦』と連呼し、『アベノミクス』を自画自賛し、『総活躍』だと力んで見せ、『戦争法はレッテル貼り』だと叫び、沖縄新基地ゴリ押しを居直っています。こんな暴走政権を追い詰める市民の共同を一層広げましょう。戦争法廃止の2000万『統一署名』をみんなの力で集めましょう」と呼びかけました。吉岡さんは甘利明経済再生相の口利き・現金授受疑惑に触れ、「これは明確な刑事犯として問われる事案。真相究明はまったなし」と厳しく指摘しました。そして、「『軽減税率』でごまかそうとしても消費増税による負担増が一世帯6万2000円にもなることを政府自身認めました」とのべ「増税はキッパリ中止すべきです。富裕層や大企業に応分の負担を求めれば社会保障充実の財源は大丈夫」と党の政策を訴えました。さらに、全国を寒波が襲っていることに触れ、「雪のない南国での雪は大変。心よりお見舞いします。私たち雪国でも雪は苦労の種、地域住民の行政への最大の関心事は除排雪問題。市政相談室長として、つるつる路面対策や身近な地域の問題などに積極的に取り組みます」と決意をのべました。
札幌市議会定例会開会へ
くらし第一へ市政転換求める
札幌市議会の2016年第1回定例会が2月17日から3月29日までの会期で開催されます。おもな議題は2016年度の札幌市の各会計予算です。
2月24日午後2時半過ぎ(予定)、日本共産党の伊藤りち子市議が日本共産党札幌市議団の代表質問に立ちます。
党市議団は、昨年12月に市長宛に提出した98項目の「2016年度予算に関する要望」の実現をめざし、高すぎる国保料の引き下げや特養ホームの増設、高齢者への低廉な住宅の確保、精神障害者の運賃割引の市営交通での先行実施、保育の質の確保などを求め、積極的な論戦に臨みます。また、市民のくらし第一へと札幌市政の転換を求めていきます。
”つるつる”対策で砂箱が
ドン・キホーテ前交差点
住民の声みのる
設置された砂箱と当該の横断歩道=北野3条5丁目、10日撮影
「つるつる路面をなんとかして…」。切実な声がみのりました。
話は昨年2月にさかのぼります。とある住民から「ドン・キホーテ前交差点の横断歩道がつるつるで、四つん這いでなければ渡れない」との訴えが、市議選準備中の吉岡ひろ子さんのもとへ。当事者に直接事情を聴いた吉岡さんはさっそく区の土木センターに要望。「砂箱があれば特に足腰の弱い方に喜ばれるのでは」。「この冬は砂撒きの強化で対応したい。次のシーズンには設置を間に合わせたい」と担当者の返答。
そしてこの冬、砂箱の設置が確認されました。
「切実で、道理のある要求は、声をあげ、行動すれば必ずみのる」ことを示す出来事でした。