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ずっと住み続けたい清田区に全力疾走! 日本共産党清田区市政相談室長・吉岡ひろ子です

エッセイ「お元気ですか」

豊洲市場問題

老朽化した東京築地市場の移転先の「豊洲新市場」は、東京ガス工場の跡地で高濃度の発がん性物質が検出されているため、「食品を扱う場所としてふさわしくない」と反対の声が上がっていました。

都は858億円の土壌汚染対策費を使い、そのなかで4.5mの盛り土を行っているはずでした。

ところが共産党都議団の調査で盛り土はなく地下は空洞となっていて、一帯に水がたまっていることが判明し、関係者に衝撃と怒りの声が上がっています。

都民の財産である多額の税金を一体何に使ったのか――

そもそも土壌汚染調査結果を待たずに、11月上旬に開場する予定だったこと自体、私には理解できない事です――

この問題は東京のことと、済ますわけにはいきません。

札幌市は政府の号令に従って、「アクセス道路」(北3条通りから札幌新道までの4km)を1000億円かけて建設しようとしています。

市の負担は200億円。

市民アンケートでも49%が反対。市の調査でも「渋滞やそれに伴う極端な遅れは殆どない」のが実態で、建設根拠は崩れています。

共産党市議団は「建設中止」の要望書を提出しました。

子どもや高齢者市民のために必要な予算はいくらでもあるのではないでしょうか――

「清田区新聞」16年9月18日付より

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