大集会に5500人の熱気
憲法違反の戦争法案
安倍政権追い詰め廃案へ

5500人が参加し「戦争法案は廃案に」との決意を示した「戦争をさせない北海道大集会」=20日、大通公園
20日、「戦争をさせない北海道委員会」が呼びかけた「戦争をさせない北海道大集会」が開かれ、市民ら5500人が集まりました。
岩本一郎北星学園大教授、作家・活動家の雨宮処凛さんらが同委員会の呼びかけ人として発言しました。半田滋東京新聞編集委員がゲスト発言。「この法制はむしろ日本を危険な環境に追い込むもの」と指摘し「多くの憲法学者から憲法違反だと言われ、安倍内閣自体が『存立危機事態』。もうひと踏ん張りすれば、この法案を止められる」と奮闘を促しました。
最後に全員で「戦争させない」「憲法違反ゆるさない」のメッセージボードを掲げ、戦争法案廃案への決意を確認しました。

吉岡ひろ子さんも清田の女性らと元気にパレード=20日、札幌駅前通
参加者は集会後、札幌市街中心部をパレード。「戦争法案廃案へ」「戦争させない」「憲法守ろう」などとアピールしました。多くの若者が参加、ドラムのリズムのコールには沿道から共感と激励が寄せられ、世論の大きな変化が示されました。
日本共産党の吉岡ひろ子清田区市政相談室長も一市民として参加していました。
北海道の弁護士さん 起つ
「安保立法」ストップ7月11日に集会
札幌弁護士会は来る7月11日、「『集団的自衛権・安保立法ストップ』の一点で総結集し、政府や国会・国会議員、マスコミ、市民に大きくアピールする場にしたい」と、道内の各弁護士会、道弁護士会連合会とともに、「集団的自衛権・『安保立法』ストップ 北海道集会&パレード」を開きます。
11日午後2時から中島公園自由広場で集会をおこない、3時、パレード出発の予定です。
ますますひろがる市民の関心と反対
一大国民運動で政権を退陣へ

「声をあげ、戦争法案を廃案に」と呼びかける吉岡さんと後援会の人たち=23日、地下鉄南郷18丁目駅頭
清田区の日本共産党後援会と吉岡ひろ子清田区市政相談室長は23日の朝の定例宣伝をおこない、後援会員ら6人が参加しました。
マイクをとった後援会幹事の多田さんは、「戦争法案は憲法学者からも元法制局長官からも『憲法違反』とハッキリ明言され、安倍政権は戦争法案の論拠を失い、論理的にも政治的にも行き詰っています。反対運動も大きく広がっています。ともに力を合わせ、安倍政権を追い詰めましょう」と呼びかけました。
吉岡さんは「世論がさらに大きく反対へと動いています。憲法の専門家が国会で『憲法違反』と明言し、『潮目が変わった』とマスコミが評するほど。いまこそ『戦争法案反対』の一点で一致するすべての人々が手をつなぐときです。清田区でもその努力が始まっています。国民的大運動を」と呼びかけました。
国会会期延長などへの市民の不安や怒りを反映し、共感の声や激励が相次ぎ、用意したビラがなくなってしまうなど、いつにない通勤客などからの反応がありました。また通学途上の高校生も関心を示していました。
共産党地区委新事務所がスタート
日本共産党豊平・清田・南地区委員会は準備を進めていた移転を完了し、19日から新しい事務所での業務を開始しました。
新事務所は3階建てビルの2階部分を使用するものです(写真)。旧来より広く、会議スペース、駐車スペースも増えました。今後、革新運動と党建設の拠点として活用されることが期待されます。
新市長と初の本格論戦へ
札幌市議会村上議員が代表質問
秋元克広札幌市長の肉付け予算を審議する札幌市議会の第2回定例議会が24日開会しました。
日本共産党札幌市議団は、秋元市長の戦争法案や原発、マイナンバー制度などへの政治姿勢や市政運営の方針をただし、市民要求の実現のため奮闘します。
6月30日午後2時半ごろ、村上ひとし議員が日本共産党の代表質問に立ちます。党市議団は多くの傍聴を呼びかけています。