若者先頭に「戦争させない!」
労働者市民ら300人が退勤時デモ

若者を先頭にドラムのリズムに合わせ「戦争させない」「守ろう憲法」「戦争始める総理はいらない」などとアピールする人たち=22日、札幌駅前通
北海道憲法会議と北海道憲法改悪反対共同センターが呼びかけている毎週金曜日退勤時の「反戦! 廃案!『戦争立法』札幌デモ」。22日のデモには若者を先頭に300人が参加し戦争法案反対を訴えました。
出発地点の大通公園で各団体の代表がスピーチ。道労連の黒澤幸一議長は「いよいよ国会で法案審議が。反対の声を大きく」と呼びかけました。「戦場に送られるのはいつも若者。絶対に戦争に行きたくない」(民青同盟)、「兵士の次に戦場に駆り出されるのは公務員。反対の声をあげていく」(公務員労働者)、「従軍看護士が戦場に送られ、沖縄戦では女学生も戦場での看護に駆り出され、『集団自決』の悲劇も。戦争は絶対させない」(医療労働者)、「『教え子を再び戦場に送らない』が戦後教育の原点。がんばります」(教職員組合)などと決意表明しました。
主催者は、毎週金曜日の退勤時デモ(午後6時半、大通西4集合)を戦争法の廃案まで続けるとし、参加を呼びかけています。
※ 6月5日(金)は大通公園ではなく、赤レンガテラス前北3条広場(札幌市中央区北3条西4丁目)出発です。
九条の会ネット北海道
戦争法ストップへ交流集会
道内500以上の「九条の会」が参加している「九条の会ネットワーク北海道」は24日、札幌市民ホール会議室で第4回経験交流集会を開きました。全道各地の各九条の会代表ら100人が参加しました。
同ネット共同代表の渡部務さん(年金者九条の会)が「憲法9条を守る正念場。経験を交流し合い、戦争法案をストップさせる運動を強めよう」と呼びかけ、神保大地弁護士が「9条の窮状に九条の会は何ができるか」と題して講演しました。
参加者は分科会に分かれて交流。各地、各分野の多様で豊かな経験を学び合いました。
「ポ宣言」読まない首相は退陣しかない
力合わせ戦争法廃案を

「戦争法案に反対しましょう」と訴える吉岡さんと後援会員=26日、地下鉄南郷18丁目駅頭
清田区の日本共産党後援会と吉岡ひろ子党清田区市政相談室長は26日朝、地下鉄東西線南郷18丁目駅頭で定例宣伝をおこない、戦争法案や労働者派遣法改悪など、安倍政権の悪法をストップさせようと呼びかけました。
後援会役員の多田さんは、「消費税増税とアベノミクスで収入は増えず、年金は削減され、景気回復どころか格差は増大。過労死を拡大し、残業代を奪う労働法制改悪、沖縄県民の民意を無視した新基地建設強行など安倍政権は戦後最悪。戦争法を許さず政権を退場させよう」と訴えました。
吉岡さんは「共産党の志位和夫委員長との党首討論で安倍首相は戦後日本の原点『ポツダム宣言』を〝読んでない〟と重大発言。戦争を語る資格なし。アメリカに付き従い若者を戦場に送る戦争法案を力を合わせて廃案に追い込みましょう」と呼びかけました。
「東北のジャンヌダルク」
いわぶち友(とも)さん北海道を駆ける!
来年の参院選では市田忠義副委員長の議員引退のあとをついで大門実紀史参院議員が主な活動地域を関西に変更して立候補しますが、東北・北海道を主な活動地域として福島県委員会副委員長のいわぶち友(とも)さん(39)が立候補を予定しています。
いわぶちさんは昨年の総選挙で比例東北ブロック候補として活躍。県の東日本大震災復興対策本部長として被災者支援や原発ゼロの運動の先頭に立って奮闘。まわりから「東北のジャンヌダルク」と呼ばれることもある行動派の女性政治家です。
このほど初めて北海道を訪れ、12~13日は札幌市内訪問と石狩市議選の支援、20日から22日までの3日間は森つねと道国政相談室長とともに空知地方でのTPP反対!キャラバンの先頭に立って奮闘しました。
12日は札幌市内で、党道委員会、道議団、札幌市議団や道段階の労働団体、民主団体の事務所を訪問し懇談しました。
13日には石狩市議選の応援に入り(17日投票の結果は1議席増の3人当選)、3候補の当選を訴えました。
空知での「TPP反対! キャラバン」では滝川市、岩見沢市、美唄市、奈井江町、砂川市、新十津川町などで自治体やJAなどを訪問して懇談をおこない、赤平市、芦別市などでも街頭から訴え、市議選が迫っている美唄市では後援会の決起集会に参加。複数議席をめざす吉岡文子、吉岡けんじろう両候補を激励しました。