Since 2007/03/08
清田区の日本共産党と後援会は、暴走を続ける安倍内閣を打倒するたたかいを全力ですすめながら、来年の地方選挙で12年ぶりの札幌市議会の議席回復を目指しています。
議席に挑戦する吉岡ひろ子清田区市政相談室長は、連日、くらしや福祉の相談に訪れる人への対応、行政窓口との折衝、区民との対話、政策の練り上げ、対市、対道、対政府交渉への参加など、区民の期待を担って活動し、党勢拡大に取り組み、平和や福祉の運動の先頭に立って奮闘しています。
札幌市は憲法や原発、人権などの問題では評価できる点もあるものの、高すぎる国民健康保険料、市営住宅家賃や保育料値上げ、保育所や特養ホームの待機者解消には程遠いなど、くらしや福祉を守る点では弱点があります。
「市政改革に党の議席増大は不可欠」「安倍政権に痛打を」と、党と後援会、吉岡さんの奮闘が続きます。
日本共産党北海道委員会は22日、北電が国に料金値上げ申請をしたことについて北電に撤回を申し入れました。
今回の値上げ案は国の認可がいる家庭向けが平均17・03%、認可のいらない企業向けが平均22・61%と、昨年の2倍を超えるもの。
党道委員会から畠山和也書記長、春木智江副委員長らが参加。値上げは道民生活、事業者への影響が大きく、経済にも深刻な影響を与えると指摘。原発依存からの脱却と再稼働ありきの再値上げの撤回を強く求めました。
北電側は「説明会でも、窓口にも反対の声や意見が上がっている」とのべ、「再生可能エネルギーの拡大に努める」としながらも「泊原発の再稼働が最優先」との姿勢をくずしませんでした。
新日本婦人の会(新婦人)清田支部は24日、里塚・美しが丘(里美)地区センターで「平和のうたごえ喫茶」を開きました。例年「さっぽろ平和行動」の一環として取り組んできたもので、およそ50人が参加、平和の願いを込めて歌声を響かせました。
今年は憲法9条を骨抜きにし、「戦争する国」にしようとする動きが強まるなか、「歌の力で平和を守ろう」という決意を込めた取り組みとなりました。
参加者は、思い出の歌、懐かしい歌、世界の歌などに声を合わせ、コーラスグループ「コモド」や歌う会「クリスタル」のハーモニーに酔いしれました。
「平和のコーナー」では、新婦人道本部も取り組んだ「第50回記念矢臼別平和盆踊り」ツアーに参加した会員が、矢臼別演習場の歴史、米海兵隊の訓練移転に使われている実態や、1500人も集まった盆踊りの様子を紹介、「現地でたたかう人たちの粘り強さに感動」「全国の仲間との感動的な交流ができた」などと報告しました。
また日本共産党の吉岡ひろ子清田区市政相談室長が新婦人会員として、沖縄県与那国島の小1の男児、安里有生君が昨年6月の沖縄全戦没者追悼式で朗読した詩「へいわってすてきだね」を朗読しました。
「国民平和大行進」のなかで生まれた「広島へ長崎へ」の作詞者・すずきたけしさん(年金者組合清田支部書記長)と作曲者・井沢さん(ギター伴奏者として出演)が参加したとあって、後半は“平和の歌”で大いに盛り上がりました。
日本共産党札幌市議団は22日、金子快之(やすゆき)市議(東区)がアイヌ民族の存在を否定し、尊厳を傷つける発言を行った問題で、所属会派の自民党・市民会議に対し、発言の撤回などを申し入れました。
申し入れ書を手渡した坂本きょう子政審会長は、金子発言に対して「アイヌのみなさんはもちろん、市民のなかでも大きな怒りが」「道の調査でも1万6786人のアイヌの方々がいることが判明しており、先住民族の権利を宣言した『国連宣言』や、アイヌを日本の先住民族と認めた『国会決議』にも反するもの」と指摘し、発言の撤回と謝罪、会派として厳正な処分を行うよう求めました。
認識の転換を迫るほどの8月豪雨災害の凄まじさで人間は自然のバランスに支えられて暮らしていることを改めて思い知った▼災害は進行中で多くの人々は長期の避難生活を余儀なくされる。犠牲者やご家族には心からお悔やみ申し上げ、被災地にはお見舞いを申し上げたい▼気候変動への対応、温室効果ガスの排出削減に国は不熱心すぎる。民主党政権時の目標を放棄し温暖化対策を後退させた安倍政権は今度の災害で自戒すべきだ▼大震災、原発災害からの復興もあやふやだが「国民の生命と財産を守る」というなら「発生自体は避けられない」自然災害から守ることのほうが重要かつ緊急だ。(S)
「清田区新聞」14年08月31日付より