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「オバマかっこいいっ!」。今し方、国際大学前で取り組んだ署名行動で出会った女子学生の言葉です。
行動に向かう車中のラジオニュースで19日、オバマ大統領が、2年前から核兵器廃絶を呼びかけているキッシンジャー元米政府高官ら四氏と会談し党派をこえて核兵器廃絶に取り組むことを確認したことが報道されていました。
今朝の「赤旗」日刊紙では、オバマ大統領への志位委員長書簡に、核兵器廃絶への「あなたの情熱をうれしく思う」と記したアメリカ政府からの返書が届いた記事が、トップで掲載されていたばかり。
まさに「核兵器廃絶 いま世界が動く」です。
30代、40代と原水爆禁止世界大会に2度参加し、被爆者の生の声で実相と苦悩を聴いた衝撃は生涯忘れられません。
広島・長崎の原爆投下から62年、アメリカの核実験による第五福竜丸の被爆から55年、ようやくアメリカが、世界が動きつつあります。
オバマは確かにかっこいい。が、オバマ大統領が進み続けられるかどうかは、平和を真に願う世論と運動の力にかかっているのではないでしょうか。
ささやかに歩む私たちの平和の行動がいまこそ、広く大きくはばたくときです。
(5月20日記)
「清田区新聞」09年05月24日付より