Since 2007/03/08
北海道の女性6団体は3日昼、札幌市街中心部で「ひなまつり行動」をおこない、約70人が「なくせ!格差と貧困・守ろう!平和」とアピールし、行進しました。「自衛隊の海外派兵反対 憲法の平和原則を守る北海道女性連絡会」が呼びかけたものです。
ひなまつりの曲を流し、女性たちが唱和を響かせ、道行く人々の注目を集めました。
道労連女性部の土岐由紀子さんは「福祉や保育の職場は8割が女性です。憲法9条、25条を守り、安心して働ける職場にするため、女性が大きな力を発揮するとき」と訴えました。
平和婦人会の石川一美会長は「薬害肝炎や生活保護母子加算廃止に怒り、女性が立ち上がっています。悪政やめよ、憲法守ろうと一歩でも二歩でも行進に参加しましょう」と呼びかけました。
いま、区内各地域で名称はさまざまですが「日本共産党とともに日本の未来を語るつどい」が開催され、吉岡ひろ子日本共産党清田区市政相談室長が党の路線と政策、日本の将来について住民と語り合っています。
4日、清田地域で開催された「つどい」(写真)には9人が参加、吉岡さんが後期高齢者医療、海自艦の事故、労働者派遣法の是正を迫った志位質問などについて話し、参加者と語り合いました。
参加者からも話題が提供され「高齢者医療制度の学習会をやりたいね」と盛り上がりました。
1日、清田区革新懇(河原亜雄事務局長)は平岡公園東地域で後期高齢者医療制度についての学習会を開き、折からの吹雪のなか、地域住民など18人が参加しました。
この学習会は、清田区革新懇が後期高齢者医療制度の中止を求める運動にとりくむ中で、この制度のひどさを多くの人に知ってもらうことが中止に追い込む力になるとして、より身近なところで学習の場を設けようと準備してきたものです。
学習会では、勤医協本部組織広報部長の吉岡恒雄さんが約70分にわたってビデオプロジェクターを用いて制度を説明、「世界にも例のない高齢者差別制度はやめさせよう」と呼びかけました。
参加者からは「反対してもやめさせることができないのでは」「アメリカの医療制度はどうなっているのか」「特定検診はどうなるのか」などの質問が出され、吉岡さんがていねいに答えていました。
参加者は「市の説明会はさっぱりわからなかったが、今度の説明でよくわかった」「4月になって、もし実施が強行されたとしても、暖かくなった時期にまたやったらいいのではないか」と感想をのべていました。
清田区革新懇は、こうした身近なところでの学習運動を引きつづき強めることにしています。
4日朝、国道36号線沿いの道銀清田支店前で、党清田区後援会と党清田区市政相談室長の吉岡ひろ子さんが街頭宣伝を行いました。
美しが丘後援会の松崎均さんは海上自衛隊のイージス艦の漁船衝突事故をとりあげ「衝突事故は人命軽視、軍事優先の姿勢の表れ」と厳しく抗議しました。
吉岡ひろ子さんは、志位委員長の予算委質問でキャノンが5000人の直接雇用に踏み切ったことなどを紹介、国民の声やたたかいとむすんだ日本共産党のとりくみが政治を動かしたとのべ、「重たい現実を変える」ためにも日本共産党の前進を、と訴えました。
10年ぶりに小・中学校の学習指導要領改定案が発表された。教育基本法が改悪されて初めての改定だ。その基本法改悪の目玉の一つが「道徳教育の強化」であった▼改定案では「道徳教育」をすべての教科を通じて実施するとされ、その実践の核となる「道徳教育推進教師」をすべての学校に配置するとしている▼教育現場に教育実践者のほかに教育を評価したり管理したりする専任者を置くと聞くと、思い出すのが「配属将校」だ。学校内をサーベルをさげて歩いていた。侵略戦争さなかのことだ▼そんな特命教師を置くというのでは教育現場に管理する側、される側ができ、ぎすぎすするのは避けられない。その中で健全な成長を阻害されるのは子どもたちだ▼子どもの学習権こそ確立されなければならない。(郎)
「清田区新聞」08年03月09日付より