Since 2007/03/08
日本共産党豊平・清田・南地区委員会と党清田区後援会は1日午前、初詣の人たちでにぎわう厚別神社前で街頭宣伝をおこない、新年のあいさつと総選挙での共産党の躍進を訴えました。これには紙智子参院議員はじめ同区の党支部と後援会から17人が参加し、道行く人びとにビラを配布しました。
「2008年迎春 憲法改悪、新テロ法、増税反対」と書かれた横断幕を前に村岡忠義清田区後援会長が新年の挨拶。ついで党清田区市政相談室長の吉岡ひろ子さんが、若者が希望をもてる政治にするためがんばる決意を表明しました。
最後にマイクをとった紙参院議員はまず、地元清田区の人たちの大きな支援も得て再び参議院に送り出してもらったことに感謝を表明。昨年の参院選で与野党逆転を生み出した国民の審判によって政治に変化のきざしが現われていることを、海上自衛隊のインド洋からの撤退、被災者支援法の改正、労働者のたたかいによる労働条件の改善などを例に明らかにしました。
そのうえで紙参院議員は、政府与党の後期高齢者医療制度見直しの内容にふれ「本質的に中身は変わらず単なる先延ばしに過ぎない」と批判。越年国会の焦点である新テロ特措法などを阻止するためがんばる決意をのべ、「日本共産党の力をさらに大きくするため、総選挙で北海道からなんとしても宮内聡(さとし)を共産党の衆院議員として国会へ送り出してください」と力強く呼びかけました。
清田区の党組織と後援会は、テロ新法の成立強行を許さず、来るべき解散・総選挙で日本共産党の前進をはかるため、新年早々から宣伝行動などに立ち上がっています。
8日には、清田区市政相談室長の吉岡ひろ子さんを先頭に、清田区役所前で出勤時の労働者に「新しい政治をつくろう」と呼びかけ、国道36号線沿いの道銀清田支店前のバス停付近では通勤・通学客に「アメリカの戦争に協力することばかりに汲々とし、灯油高騰でますます大変な国民生活はそっちのけの福田自民・公明政治。希望が持てる社会をつくるため、日本共産党とともに政治を変えましょう」と呼びかけました。
この宣伝行動には、党と後援会から9人が参加、「テロ新法は廃案に、石油製品高騰〜価格引下げを」の「ほっかい新報」号外ビラを配布しました。
翌9日には、スーパー「ラッキー北野店」前でも宣伝。「いまのいきづまった政治を打開するため、創立以来86年間、いっかんしてくらしと平和を守るためたたかい続けてきた日本共産党を前進させてください」と訴えました。
札幌市は、ごみ問題についての「スリムシティさっぽろ計画」のなかで「家庭ごみ有料化」を実施しようとしています。
この計画でごみの減量、資源化も盛り込んでいますが、先進的取り組みをしている他都市と比べても不十分な内容で、「有料化」を考えるまえに、行政と市民が協力して減量・資源化を徹底するというのでなく、まず「有料化ありき」の内容となっています。
日本共産党は、
「産む機械」で幕開けし相次ぐ閣僚辞任、挙句の果てに政権投げ出しの安倍退陣。食品だけでなく「偽」がはびこる07年の政治風景▼年金、教科書、薬害、密室の“大連立”騒動と偽装政治も越年する。「強者にアメ、弱者にムチ」の懲りない官僚主導にストップを!▼だが、攻める側にも手詰まり感はないか。陣地を少しずつでも広げる“しなやか”な戦略を構築できているか、自問する年始にしたいものだ▼団塊世代を軸に「老」と「青」を着実に切り結んでゆく発想が必要かもしれない。明るい世直しで時代を切り拓く08年に!「楽しくなければ続かない」。(俊)
「清田区新聞」08年01月13日付より