Since 2007/03/08
国会論戦を通じて、自民党・公明党政府が進める「後期高齢者医療制度」に対する反対の声が噴きあがり、政府自身が「凍結、棚上げ」を答弁せざるを得ない段階にまで追い詰めています。
こうした政府与党をさらに追い込み、凍結、中止、撤回にさせるためには、国民的な運動をもう一回り広げることが求められています。
こうした中で日本共産党は11日、全道いっせいの宣伝統一行動日に取り組み、清田区では国道36号線沿いの北海道銀行前で吉岡ひろ子党清田区市政相談室長がマイクを握り、「後期高齢者医療制度」撤回を訴えました。
10月9日昼、清田区革新懇の9の日宣伝署名行動がおこなわれました。
この行動には各加盟団体などから十数人が参加、宣伝では、年金者組合清田支部、新日本婦人の会清田支部などの代表が、75歳以上医療制度反対や新テロ特措法反対などを訴えました。
また、署名の訴えには、バスを待っていた親子が署名に応じるなど多くの協力がありました。
道退教(北海道退職教職員の会)石狩・札幌支部で、財政再建団体となった夕張市を現地で学習しようと、9月6、7日総勢34名で出かけました。現地のガイドと特別報告を元夕張市議(共産党)の森谷猛さんにお願いしました▼総務省が認可した再建案とは、毎年18億円を返済し18年間で完済するというものです。しかし、18年後には、人口が半減することも、65歳以上の人口比が現在の48%で今後一層増加の傾向にあることも分かっているのです▼森谷さんはいいます。「夕張を地図帳から消すつもり……」と。すでに義務制の学校は、小・中1校ずつに減らし地域と学校で創る地域性豊かな文化や教育活動などの伝統を無視しようと動き始めています▼それに負けじと森谷さんは「夕張再建有志の会」を組織し頑張っています(朗)
「清田区新聞」07年10月21日付より