Since 2007/03/08
「次の市議選では、なんとしても清田区で共産党の議席を。そのためには、もっと区民に共産党のこと知ってもらわなければ」――春の地方選で札幌市議候補として活躍した吉岡ひろ子さん(党清田区市政相談室長)はいま、決意も新たに連日、ひとりで街頭宣伝を続けています。称して「ひろ子の辻説法」。これからちょくちょく、街の辻つじで訴える吉岡さんの姿を見かけることになるでしょう。
暑さでうだるような平岡地域の、とある街角。「これまで自民党しか投票したことのない高齢者から、共産党に『住民税が29倍にもはねあがった。病弱な妻とふたりどう暮らせばいいのか』という手紙が届けられました。参院選で共産党を支持した440万人のなかには、このような思いの人たちがたくさんいたに違いありません」――この国民の苦しみを救うため共産党は全力をあげますと、よくとおる声で、ひろ子節(ぶし)が響きます(写真上)。向いのマンション3階の窓が開きました。
市議選、参院選で「私の気持ちにぴったりだった」などの反響があり、好評だった吉岡さんの街頭演説。「これからも続けて」と周りの仲間に励まされ、8月2日から始めた「辻説法」。お盆前ですでに33回を数えました。車の屋根につける小型スピーカーは里塚の仲間が貸してくれました。
清田区の地図を新たに買い、演説した場所に蛍光ペンで印をつけます(写真下)。「この地図が赤や青で埋まるまで、毎日コツコツ訴え続けます」という吉岡さんです。
清田区革新懇は終戦62年の15日昼、西友清田店前で宣伝・署名行動を行い、猛暑の中10人が参加しました。(写真)
年金者組合、新婦人、共産党地区委員会、革新懇事務局の人たちが交代でマイクを握り、憲法を改悪しアメリカとともに海外で戦争できる国にしようとする危険な安倍自・公政権に、国民が手厳しいノーの審判を下したのが先の参院選の結果だとのべ、いまこそ「平和を守れ、憲法九条を守れ」の声を大きく広げようと訴え、署名を呼びかけました。
年配の男性が「わしは戦地でたたかった経験がある。戦争は反対だ」と署名してくれました。
2日間で1300人が参加した真栄地区の「納涼盆踊り大会」(真栄5町内会実行委主催、氏家正大会委員長)。
14日には浴衣姿の日本共産党参院議員・紙智子さんも吉岡ひろ子さんらとともに踊りの輪へ。
「紙さんは踊る姿も清楚でしたよ」とは吉岡さん。
大会では子どもたちの太鼓も披露されました。 (写真は紙さんのホームページから)
昨年6月「医療費抑制」の目的で強行された医療「改革」法は12の関連法があり、いま続々施行されている▼最近、介護・医療の現場でその「改革」の結果を垣間見た。一人暮らしの高齢者が、在宅で病気治療(点滴)を受けていた。担当者が毎日替わるうえ、介護サービスで2人、看護で2人、加えて担当医師が訪問する▼介護と看護を時間制約のなかで区別して対処する――その目まぐるしさに驚く。利用者が制度を十分理解していなければ、安心してサービスを受けられまい▼来年4月から後期高齢者医療制度もはじまるが、果たして充実した運用ができるのか。(岩)
「清田区新聞」07年08月26日付より