Since 2007/03/08
「核兵器を全世界から廃絶しよう」「憲法九条を守ろう」――清田区革新懇は長崎被爆62年の9日昼、14人が参加し西友清田店前で宣伝・署名行動をおこないました。6日のヒロシマの日に続く行動です。(写真)
革新懇加盟団体から年金者組合清田支部の村岡忠義副支部長、日本共産党の吉岡ひろ子清田区市政相談室長、清田区革新懇の松崎均事務局員らがハンドマイクで訴えるなか、参加者が買い物客や道行く人たちに署名を呼びかけました。
今年はとくに、原爆投下は「しょうがない」の久間前防衛相暴言などもあって、核問題に対する区民の関心が高かったのが特徴。交差点の信号待ちをしている人が次ぎ次ぎ署名し、不自由な手で時間をかけて署名した男性が、行動参加者に握手する光景もありました。
約30分の行動で44人が署名に応じました。
全日本年金者組合札幌・清田支部(大塚卓冶会長)の「ご長寿をお祝いする会」が、8日、組合員19人が参加して南幌温泉で行われました。
午前は、2班に分かれてパークゴルフ。初めてプレーする人もあり、それぞれ力を出し切って楽しみました。
午後は「お祝いする会」。大塚会長のあいさつのあと、喜寿(77歳)を迎えたMさん、Wさん、Oさん、古希(70歳)を迎えたYさん、Iさん、還暦(60歳)を迎えたAさんがそれぞれ感想と決意をのべました。とくに、喜寿の三人は、戦時中に思いをはせ、「最近戦争のきな臭い政治が続きなんとかしなければと思っていたが、参院選の結果を見て、国民は平和を求めている、命ある限りくらしと平和を守るためにたたおうと決意した」と語っていました。
全員で『ぼけない音頭』『ぼけます小唄』を合唱するなど、交流のひとときを過ごしました。(写真)
新日本婦人の会清田支部の平和部は6日午後、清田区北野地域で「核兵器廃絶」「憲法九条を守れ」の署名行動にとりくみました。
これには7人の会員が参加し、組に分かれて各戸を訪問して二つの署名を訴え、1時間ほどで「核兵器廃絶」署名が42筆、「憲法」署名が34筆集まりました。
参加者からは「建設現場の休憩所で七〜八人の方が署名をしてくれた」「8軒訪問し6軒の方が署名してくれた」「20数年ぶりに署名行動に参加した」などの感想が寄せられました。
広島に原爆がおとされて62年の8・6の日でもあり、戸をあけて快く署名に応じる人が多く、住民の関心の深さを示していました。
国会が激震に揺れている。だが、永田町の論理は常に国民意識とは乖離(かいり)し、談合や密室協議が繰り返されてきたことを忘れてはなるまい▼一見すると与野党対決の構図に読み取れるが、自民・民主ともに党内にアキレス腱を抱え、またぞろ政界再編の愚行を、メディアが煽(あお)り立てるかもしれない▼そもそも、少数排除の選挙制度を率先して推進したのもメディアではなかったか。国民の側に立つメディアへの転換が急務だ▼戦後62年、唯一の被爆国として「九条」を前面に、世界平和戦略の先頭に立つ気概を、国民の代表にも強く求めたい。(俊)
「清田区新聞」07年08月19日付より