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日本共産党
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吉岡ひろ子のエッセイ「お元気ですか」

原油高騰で問われる政治の役割

灯油やガソリンの価格高騰にともない食料品や生活必需品の値上げラッシュの冬が始まっています。

きのうガソリンを給油したら1リットル149円。一週間前の141円から一気にはね上がっています。暖房を入れると燃費が極端に下がるので、今は暖房を入れずに車を使用していますが、真冬になったらそうもいかないでしょう。

「赤旗」には夕方の六時にはふとんに入り朝も遅く起きているという東北のお年寄りの記事が載っていました。「灯油を使わないわけにはいかない。食事もしないわけにはいかない。でも最小限にへらし、食事は2食にしている」と。辛抱に辛抱を重ねて暮らしているようです。

ガソリンなどの値上げに直撃を受ける運送業者、中小業者、農林漁業者への緊急措置も急がれます。

日本共産党の国会議員団は4日政府に対し「原油高騰問題に関する申し入れ」を行ないました。また、道委員会にも宮内さとしさんを本部長に対策本部を設置し道に申し入れをしました。

1995年を境に急増している年間3万人の自殺、餓死者は2004年71人、2005年には82人という悲しい実態の中で、石油高騰によってさらに自殺や餓死という命をおびやかす最悪の事態を招かないよう、今こそ政治がその役割を果たさなくてはなりません。

(07年12月5日記)

「清田区新聞」07年12月09日付より